ナゼ予定がこなせないのか？

ナゼ予定がこなせないのか？

タスク管理とかGTDとか勉強して

必死に予定を作ってるのに

なぜか予定がこなせない！

なぜだ！

そう思ったことありませんか？

私はよくありました。

自己啓発ができないとか

したいことができないとか、そういう記事ではありません。

『すでに受けた予定』をこなせない人向けの記事です。

• 結論。
  • 原因１
    • 一日が２４時間だと思っているから！
  • 原因２
    • 一つのタスクの時間を把握していないから！

TaskChute Cloudを使って、私はこれをやっと理解しました。

『一日が２４時間だと思っている』とは？

睡眠時間を計算に入れていない。

睡眠時間は削ってはいけないのです。

『睡眠時間を削ればなんとかなる！』

そういう『根性論』をよく聞きますよね？

あなたも徹夜をしたことがあるでしょう？

『徹夜をして完成させた作業』って

『最高！』の成果が出たことがありますか？

『間に合っただけ』であって、『及第点がぎりぎりとれた』

そんな成果になってませんか？

睡眠が足りないとイライラします。

作業効率が落ちます。

ケアレスミスが増えます。

徹夜して作った報告書は誤字脱字ばかりで、差し戻し！　とかありませんでしたか？

『睡眠時間を削ってまでした作業』って

よっぽどじゃない限り、

『良い結果』は出さないんです。

睡眠時間は最低七時間、できたら八時間確保しておきましょう。

２３時に消灯して六時に起床するとして、

『八時間睡眠』にはならないのです。

なぜなら、『消灯してすぐ眠れない』でしょう？

だから、『八時間の睡眠時間を確保』して、ようやく

『７時間眠れる』ぐらいの睡眠時間になる筈です。

『肌荒れが出てきた』と思ったら、『睡眠時間が足りない』と思ってください。

体は、睡眠で回復しますが

『回復する順番』があるのです。

脳、内臓、だけで六時間ほど回復に使うそうです。

『肌の回復』はそのあと。

八時間寝ないと、『肌を回復する順番』が回ってこないので

六時間睡眠ぐらいだと、どんどん肌が悪くなってくるということでした。

（地上波『主治医が見つかる診療所』でチャパツロングの女医さんが言ってました）

つまりは、六時間は寝ないと、『脳と内臓』すら、回復できないのです。

『俺はショートスリーパーだから大丈夫！』

そういう人『多い』ですが、

実際のショートスリーパーって、１％以下なので、そうそういないです。

大体の『自称ショートスリーパー』って、『寿命を体力に変換』してるだけで

『若いからできる』だけの話。危険です。

睡眠時間はがっつり取りましょう。

『あなたが使える時間』を把握していない。

『プライベートでしたいこと』の予定なら

『一日四時間しか使えない』という前提で予定を組まないと

そりゃ、予定をこなせないです。

会社でやることなら、『一日八時間しか使えない』という前提が必要ですね。

一日２４時間、全部作業できるわけじゃないんですよ。

『根性論』で可能だと思っている。

睡眠時間なんて俺はいらない。

その分仕事するんだ！

根性があればできる！

できません。

『根性』はそんなふうに使えません。

先にも書いたように『睡眠時間が短い』のは『寿命を削ってる』んです。

睡眠時間が六時間を切ってる人は、内臓や脳に支障が出始めています。

ドラッグストアで胃薬や目薬を頻繁に買っていませんか？

栄養ドリンクを買い置きしてませんか？

それが『おかしい』ということに気づきましょう。

あなたの胃の不調が『胃酸過多』なのか『胃酸減少』なのかわかってますか？

何も考えずにドラッグストアで『胃薬』を買ってませんか？

目薬を頻繁に差していませんか？

刺激が足りないからと、超強力な『スカッと感』を求めていませんか？

眼球にそんな刺激が必要ないと、そんな刺激は害悪だと、気付いていますか？

眼球って『唯一、露出している内臓』なんです。

その目薬、『飲む』ことはできますか？

『飲めないもの』を目に差して大丈夫ですか？

栄養ドリンクをナゼ買いますか？

疲れてるからですよね？

『疲れたら眠る』ことで回復できるんですよ？

なぜ、クスリを飲んでまで起きてますか？

『一つのタスクの時間を把握していない』とは？

『タスク単体の処理時間』を考えると、すべてが変わってきます。

タスクを『締め切り順』に詰め込んでいるだけ。

『予定がこなせない！』と言っている今のあなたのスケジュールは

『受けた仕事を締め切り順に並べている』だけではありませんか？

三日後までに、という締め切りのタスク。

『完了できる時間』が物理的に存在しますか？

『タスク時間総合計』を考えていない。

会社のタスクでしたら、一日八時間。

三日で２４時間しかありません。

今抱えている『三日後が締め切りの仕事』って

作業の総合計が２４時間を超えていませんか？

どの作業が何時間かかるか、把握していますか？

一度、時間計測をしてみるといいです。

最初の時間計測におすすめのツール。

TaskChute Cloud

これ、有料ですが、一か月だけ使っても良いです。

というか、『一度使う』と目からうろこが落ちます。

今、あなたが抱えているタスクを、

TaskChute Cloudに入力してみてください。

そして、その『タスクの処理時間』を入力してください。

睡眠時間や通勤時間も必要です。

エクセルを使い慣れているなら

TaskChute Cloudの無料バージョンがエクセルであるので使ってみてください。

たんに、作業時間を書きだして、合計するだけでもいいのですが

私はそれをしていても、TaskChute Cloudを使うまで実感できなかったのですよね。

作業時間を全部入れたら、どうですか？

『今日中に終わりました』か？

『終了時間』が『２７時間』とかなってませんか？

三時間オーバーしてるから三時間睡眠をけずらなきゃ！

そんなことは後回しにして、考えてください。

『物理的』に『ムリなタスクを詰め込んでいる』ということを。

答えは出たでしょ？

質問。

『なぜ予定がこなせないのか？』

回答。

『一日の所要時間を作業時間がオーバーしているから』

『元々、達成するのはムリだった』

あなたの処理能力が遅いからではなく

そもそもが、『ムリな予定をつめていたから』ということなんですよ。

だから、『予定を達成するため』には

『タスクを減らす』必要があるんです。

プライベートの予定がつまっているなら

どれかを『やめる』ですみます。

仕事の予定が詰まっているのなら、

選択肢が二つ出ましたね。

• 『仕事を断る技術を身につける』
• 『睡眠を犠牲にして頑張って、体調不良で退社して、生活保護を申請する』

この二つです。

どっちもかなりレベルが高いです。

でも、『あなたの明るい将来』に向かうためには

• 『仕事を断る技術を身につける』

これ、一択ですよね？

GTDを勉強しようが、タスク管理がうまくなろうが

『物理的に時間がたりない』ことは解消できないのです。

どうでもいい仕事を受けていませんか？

コピーとか、清書とか、入力とか、お茶汲みとか、

あなたが新人なら仕方ないですが

新人にできることは新人に任せましょう。

苦手な仕事を受けてませんか？

「これはＡさんほうが早くて確実なので、Ａさんに回してください」って

言ってみませんか？

キツイ言い方になりますが

『誰でも良い仕事』を受けているのなら

あなたは『便利屋』として使われています。

『誰でも良い仕事』なら、『あなたでなくてもよい』のですから

あなたも『誰かに仕事を割り振る』ことをしましょう。

あなたが新人の場合は甘んじてがんばるしかないですが

『今これだけの仕事を受けています。

これ以上はムリです』と言えるようになりましょう。

『便利屋』で良いのなら、それで良いのですが

『あなたがしたいことがある』のなら

『断る技術』を身につけるのが、一番の道ではないでしょうか？

『言えない』というのは『断ることが不可能』ではなく

『断らない、ということを「あなたが選択」している』ということです。

そこに相手が居るのですから『言うこと』は『可能』なのです。

あとは『言う度胸』があるかどうか。

仕事を断ってあなたの居場所がなくなるような会社なら

あなたが元気なうちにやめた方がいいです。

どうせ、あなたは使い潰されて、

『病気による退社』をさせられます。

ならば、元気な時にやめて、次の仕事を見付けましょう。

病気になってから退社したら次の仕事はまず見つかりません。

簡単にいうな、と思うでしょうが

あなたの人生です。

『断れない』会社にいたら

あなたは確実につぶれます。

つぶれてから退社したら、本当に、

『何もできない』から生活保護を受けるしかなくなるんですよ。

それなら、元気なウチにやめたほうが『次がある』でしょう？

そういう話をしているのです。

『ナゼ予定がこなせないのか？』の先には

そういう事情があるということに気付いてください。

２０代の今は元気だから『ムリが聞く』のですが

この先ずっとそれを続ければ

三十代半ばで体を壊します。

それでもムリを続けて四十代で倒れます。

４０代の病気持ちなんて、

もう、どこも雇ってくれないのはわかるでしょう？

『逃げる』なら、２０代の今です。

２０代を過ぎていたとしても

『気付いた今』『逃げる』ことを考えてください。

『ナゼ予定がこなせないのか？』こんなタイトルの記事を読むあなたは

完璧主義で、人に頼るのが苦手で、断れないタイプでしょう。

そして、すでに、タスクの勉強とかいろいろしていて

最大に効率化を実行した上で、

あなたでないとこなせない量を任された上で

さらに仕事を任されているでしょう。

『人を頼るのが簡単』なら、そもそも

『こなせない仕事なんて受けていない』のです。

その『そもそも論』に気付いてください。

あなたがこの記事に期待したのは

『予定をこなせるようになるのはどうするか』だと思います。

ですが、

『すでにこなせない予定で首が回っていない』状況なら

『予定をこなす』ではなく『予定を断る』ことが必要なのです。

今、受けている仕事を突っ返すのはムリだと思いますが

『今から仕事を頼まれた』ら『ムリです』と『断る必要がある』のです。

『頼られている』から仕事がたくさんあるんじゃないんですよ。

『私がしたくない仕事をしてくれる人』扱いをされてるんですよ。

だからこそ、『逃げる』ことが大事なんです。

あなたの大事な人生です。

他人のゴミ箱になっている場合ではないんですよ。

『正しくあなたを使ってくれる会社』に入ることが必要です。

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ　諺にもあります。

『今の生活を守りながら、新生活にトライする』のはムリなんです。

『今の生活を捨てる』ことで『新生活を始める』ことができるんです。

あなりに『会社を辞めろ』と進めているのではありません。

『仕事を断る』ことをしてみてください、と言っているのです。

あなたは遊んでいるわけではないのです。

そして『残業手当を出している』会社なら

あなたが残業するとそれだけお金がかかるのですからイヤなはずです。

そもそも、残業手当が出ないのに残業させられるなら、

今すぐやめましょう。

『予定をちゃんとこなす』ことより先に

『あなた自身』を『あなたが大事にする』ことを考えてください。

あなたが体を壊したら悲しむ人のことを考えてください。

あなた自身は、あなたが体を壊したら悲しんでください。

『自分なんてどうでもいい』とか考えないで。

『自分さえ我慢すれば』とか考えないで。

あなたが我慢することで笑っている人がそばにいるでしょう？

自分のしたくないことをあなたに丸投げして

成果だけ持っていく人がいるでしょう？

そんな人の捨てゴマになりたいならいいですが

そういう状況から脱出する努力はしましょう。

そのほとんど、私がやったのに私を評価してくれない！

そんな状況からは脱出しましょう。

まず『断る』技術を磨いてください。

そして、少しずつ断って、『適正量の仕事』を処理してください。

それで居心地が悪くならないなら、そのままそこにいればいいです。

学校では『いじめ』がありますが

社会にだって『いじめ』はあります。

『裁ききれない仕事を任す』という『いじめ』だってあるんですよ。

苦しんでる苦しんでる、気持ちいーっ！　って人が居るんです。

そういう人を喜ばすためにあなたの人生があるわけではないでしょう？

そして『いじめ』の場合は

『相手は誰でも良い』のです。

いじめっこは『いじめる相手』が転校すれば

『他の人をいじめる』のです。

そんな『誰でも良い相手』にあなたがなる必要はないのです。

学校は一学年ごとに変わりますが

会社は、定年まで数十年、ずっと『同じメンバー』なのです。

あなたをいじめるいじめっこがいる環境が

数十年続くのです。

気付いたときに、処理しましょう。

• 抵抗していじめの対象を他の人に変えさせる。
• 会社をやめる。

この二つ、どちからの選択肢をとりましょう。

『我慢する』が一番悪い選択です。

『そのうちやめてくれる』なんて楽観はしないでおきましょう。

いじめる相手がいれば永遠に苛めるのが

『いじめっこ』という『性格』です。

一生変わらないです。

いじめで仕事をあなたに出しているのか

自分がしたくないから仕事をあなたに出しているのか

どちらにしろ、あなたにとって良い環境ではありません。

ちまたのビジネス書では

『自分がする価値のない仕事は他人に任せよう』とはっきり書いています。

そういう本を読んでいる人は、そういうことをちゃんとしてきます。

その相手に、あなたがなってはいけないのです。

あなたが、そういうことしかできない技術しかないのなら

仕方ありませんが。

そういうことだけをしていると、いつまでたっても

プロジェクトを手伝うような実力はつきません。

あなた「も」、『自分がする価値のない仕事』は人に任せましょう。

あなたが仕事を任せたあいても、それがイヤなら自分であがきます。

まずあなたがあがきましょう。

あなたの地位を確立してから、他の人の心配をしましょう。

あなたの周りには

『どうでも良い仕事』を「あなたに任せて平気が人」がすでにいるのですから。

あなただけが『そんなことを任せるなんてかわいそう』なんて

罪悪感を持っていると

あなただけが潰されるのです。

一人に『丸投げ』するのではなく

二、三人に任せれば、負担は少ないでしょう？

あなたも人に仕事を任されたのであれば

あなたも人に仕事を任せましょう。

適正量の仕事をこなしたときに、

任せた仕事をまた引き受ければ良いのです。

まず『断る技術』をつけましょう。

あなたの人生はガラリと変わりますよ！

まとめ。

『ナゼ予定がこなせないのか？』

その答えは

『物理的にムリな予定を作っているから』。

解決策は

この仕事が何時間で終わるか？　を把握する。

『今日の就業時間で終わる分の仕事』だけを受ける。

『断る技術』を身につけて、

ムリな量の仕事は『断る』こと。

この三点です。

『断る』ことが受け入れられないのであれば

『退社する』という手段を実行しましょう。

あなたが使い潰される前にやめましょう。

あなたの健康が第一です。

あなた自身が『自分を大切にする』ことを実行しましょう。

あなたの人生を楽しみましょう！

【この記事を書いた日　2021/12/14  8:07 】