『ネガティブ』というのは『悪い』という意味ではない。

『ネガティブ』というのは『悪い』という意味ではない。ポジティブシンキング
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『ネガティブ』というと

否定的、消極的、陰性、という意味ですが

性格的に言うと『悪い』という印象を持っているかたも多いと思います。

 

でもね、それは『平和な今』だから言えることなんです。

ネガティブだから生き残ってきた人類!

人類の歴史30万年の中で、29万年ぐらいは

『ほぼ野生』だったわけです。

 

農耕が始まって定住し始めたのがここ一万年の話ですからね。

 

突然ですが問題です!

野生動物がポジティブなら、生き残ったでしょうか?

 

 

わかりますよね?

そういうことなんです。

 

ネガティブ(否定的、消極的)だから、『生き残った』んですよ。

 

 

「いけるいける!」といって『いった人』は獣に食い殺された。

「だめだって、ムリだって」と『いかなかった人』は食い殺されずに済んだ。

 

ネガティブ、ポジティブって、そういうことなんです。

平和な今だから、ポジティブの方がよいように思うだけで

『生物としては』『ネガティブが普通』なんですよ。

 

もっと単純にいってしまうと

『ポジティブで生き残った人』が

現在のポジティブさんなので

イケイケで生き残ったということは

『実力があった』か『運が良かった』ということです。

 

そういう遺伝子をついでいるので

現代でもポジティブの人が実力者であることが多いわけですね。

 

 

でも、部族全員がイケイケだったら、

その部族、生き残っていると思いますか?

 

違うでしょう?

 

ネガティブな人が『後顧の憂い』を払っていたから

ポジティブな人はイケイケでいられたんですよね?

腕力がないポジティブは死んでる。

(だから、子孫はパワー系)

 

腕力がないネガティブは生き残っている。
(腕力がなくてもネガティブだから生き残れた)
 

だからこそ、『非パワー系』にネガティブが多いんです。

 

 

現在でも、ポジティブは生き残っていますが

事故死の加害者とかは大体ポジティブではないでしょうか?

『いけるいける!』といって『いけなかった』のですね。

 

 

ネガティブの人はそもそもが

『大体のことについて『いける』なんて思わない』から『行かない』でしょう?

黄色信号ならブレーキを踏むでしょう?

イケイケの人って、黄色信号でアクセルを踏むんですよ。

危険でしょう?

 

あなたはそんなことをしないでしょう?

だから、加害者になる確率が凄く低いですよね?

 

『加害者にならない人生』ってつまらないですか?

 

 

『ネガティブ』を生かす生き方。

軍人の指揮官とか、ネガティブでないと生き残れないと言われるのです。

 

なぜなら、

  1. 『悪い想定』を全部想像した上で
  2. それらを解決する手段を揃えてから
  3. 実行する。

 

そういう人でないと生還できないからです。

 

アメリカのテレビ番組で『リターンズマン』だったかな?

『瀕死から生還した人』の特集をごらんになったことがあるでしょうか?

 

『よく死ななかったな』ってことばかりですが

そもそもが『そんな装備でよくそこに行ったな』って思いましたよ。

 

  • デスバレーに行くのに、半袖で、地図も持たずに、下調べもせずに行った。
  • 下調べもせずにワニの群生地に小さなボートで突っ込んだ。
  • 水も食料も持たずに砂漠に普通自動車で突っ込んだ。

 

バカじゃん!

 

こういうポジティブさんが、ラッキーにも生き残って

今に子孫を残している場合

それは『腕力が強かった』『頭が良かった』ではなく

『運が良かった』というスキルが残ったのですね。

 

でもね、そんなことになったら、99%は死ぬんですよ。

生き残った人に注目しているから

『そんなことをしても生還できるんだ!』って思って

やるバカが死ぬんです。

 

 

こういうのって、『自然淘汰』の一種だと

私は考えています。

 

『生き残るスキルがない人』が『蛮勇で死んでいる』いうこと。

 

うちの父も、後期高齢者なのに

『二メートルから飛び下りても大丈夫かも』と

飛び下りて、股関節を悪くしたんですよ。

 

そもそもが、

『なぜ、二メートルから飛び下りて大丈夫だと思った?』って話ですよね?

 

ああ、こうやって、男性って事故死するんだな
だから女性より寿命が短いんだな。

本当に実感しました!!!

 

うちの父はまだ、入院も必要ないし、完全回復したようですが

あの時に股関節骨折とかで

下半身不随になった可能性だって高かったわけですよ。

 

私も母も『バカじゃないの?』という感想しかなかったです。

こんなにも『同情できない怪我』ってあるんですよ。

 

そこで下半身不随になって一生入院という事態になったとき

『二メートルから飛び下りて大丈夫だと思った』自分のことを

父はどう思ったんでしょうね。

 

 

 

 

ネガティブだろうが超ネガティブだろうが

『今、あなたは生きている』のです。

 

まず『死んでいない』ことを褒めましょう。

ほら、一つ、自分を褒めることができたでしょう!

 

あなたは私の父みたいに

『二メートルから飛び下りて大丈夫』なんて

おもわないでしょう?

 

それが『生き残るために必要なこと』だと

自覚しましょう。

 

 

こうやって、一つずつ、小さなことを褒めていくと

『以外に自分ってラッキーなんだな』っておもうようになるんです。

 

まぁ『普通は生きている』ので『生きていることを褒める』というのは

大げさですが

『普通』ってダメですか?

 

『普通より悪い』と思っているからつらいんですよね?

『普通はネガティブ』なんだと『知った』らどうですか?

 

『あなたがネガティブなこと』って『普通』なんですよ。

ネガティブだからこそ、

30万年を生き残ってきた人類の子孫が

あなたなんです。

 

つらいですか?

 

違うでしょう?

 

ポジティブなバカが近くにいて

あなたを批判するからつらいんでしょう?

 

それは、『あなたがネガティブ』なのが悪いのではなく

『他人を批判して悦に入るバカがそばにいる』からつらいのですよね?

 

ダメなのは、あなたでなく相手なのです。

それを間違えないようにしましょう。

 

 

テレビや職場などで

『社交性が高いポジティブ』がもてはやされるから

つらいのでしょう?

 

その『社交性が高いポジティブ』は事務作業も巧いですか?

適材適所なだけなんです。

 

営業職だって、事務職がいなければ凄く大変なんですよ。

 

 

つねに『自分が悪い』と思うのは

『謙遜という美徳の一つ』ですが

『誰にでも発揮すればよい』というものではないのです。

 

『謙遜を美徳だと思っている』人にだけ謙遜しましょう。

 

現代では『謙遜』は『自信がない』ととられてしまいます。

『自信がない人』と仕事をしたい人は、いないのですね。

 

あなたがナニカに選抜されたのなら

『あなたが必要だから選抜された』のです。

 

『失敗要因のため』に選抜されるということは

まずないです。

 

今の企業にそんな余裕はありません。

 

 

人を選抜してまでなにかをしたい場合は

必ず『勝ちたい』のです。

 

あなたを会社に雇ったからには

『あなたに勝ってもらいたい』のです。

 

『仕方なく受け入れた』ということはほぼないので

『雇われた自信』をまず持ちましょう。

 

 

企業は、できれば、『社員にはやめてほしくない』のです。

『社員の再募集』というのは、

あなたが考えている以上に面倒で、お金がかかるのですね。

 

 

だから『ダメならやめさせればいい』と思っているのは

『直属のダメ上司』だけであって

社長は、やめさせたくないのです。

 

一人を再就職・教育するのに100万円~数百万円かかるそうです。

だから、あなたが『本当に有能』な場合、

『給料を上げてくれ』と言えば

大体は通るらしいです。

 

 

『クビ』を宣告されていなければ、まず

『普通の社員』なんです。

『ダメな社員』ではないということを肝に命じましょう。

 

地上波の『プレバト』とかが顕著ですが

『凡人』を『残念!』とか発表するから

『凡人』=『残念な人』だという印象を国民に強く植えつけています。

でも『凡人』って『普通の人』ってことでしょう?

 

『普通』って『悪いこと』ですか?

 

『普通の人に見られたい』から

インキャがイヤなんじゃないんですか?

 

『普通の社員』なら、とても良いことでしょう?

悪くないんですから。

 

その上で、なにかに『選抜』されたのでしたら

『他の社員より良い』のです。

その自信をもちましょう。

 

 

『成績を上げてくれる社員』はもちろん大事ですが

『文句も言わず、黙々と仕事をしてくれる社員』って

会社にとっては、凄く助かる存在なんですよ。

 

総務の人が営業職みたいに稼ぎたいからって

ガンガン営業周りに出て

総務の仕事をしなかったらどうなりますか?

 

総務は総務の仕事をしてほしい。

だから

『黙々と仕事をしてくれる社員』というのは

絶対的に、会社には、必要なんです。

 

目立たないならなお良いのですよ。

文句を言わないならさらに良いのですよ。

 

発展途上の日本では、そういう人材が求められたのです。

つまりは『発展途上の会社』では

そういう人材がほしいのです。

 

『普通の社員』は『ダメ社員』ではないのです。

『普通の社員』はあくまでも『普通の社員』であって

『普通の社員』であることを前提にお給料を出しているのですから

『普通の社員』であることが『良い』のです。

 

偏差値50ってダメですか? って話です。

普通でしょ?

 

その中で、あなたは努力してきたでしょう?

 

 

『がんばろうとしない人』って、

こういう記事を読んだり、検索したりしません。

 

それをした段階で『あなたは、努力をする人』なんです。

 

今の日本では『努力をする人』は大体が

『普通よりちょっと上』以上にいます。

 

『努力をする人』って『上しか見ない』から

『自分が最底辺』だと『思いやすい』です。

 

ちゃんと、たまには『下』を見ましょう。

『自分の位置』が『普通以上』なら良いでしょう?

それをちゃんと確認しましょうね。

 

 

あなたは十分努力しています。

その点を信じて、少し気楽になりましょう。

 

 

ネガティブを生かす具体的な方法。

ネガティブな人は『悪いことを想像しやすい』のが長所です。

長所なんですよ!

 

それを確認するためにも、

今から、下記を書き出してみましょう。

スマホのメモ帳でも、チラ裏でも大丈夫です。

  • 今現在から今月一杯、
  • あなたが死ぬかもしれないこと
  • 思いつくまま全部。
  • 隕石の直撃で死ぬかもしれない。
  • 家が火事になるかもしれない。
  • テロリストに撃たれるかもしれない。

どんなレベルのことでも良いです。

書き出してみましょう。

 

次。

その書き出したもので『発生する可能性』を数字にして書いてみましょう。

面倒臭いので、1%以下は1%でいいです。

  • 隕石の直撃で死ぬかもしれない。1%
  • 家が火事になるかもしれない。20%
  • テロリストに撃たれるかもしれない。1%
  • 交通事故の被害者になるかも。30%
  • コロナにかかるかも。20%
  • 結核になるかも。10%
  • インフルエンザで死ぬかも。30%
  • 階段から落ちるかも。20%
  • エレベーターにはさまれるかも。10%
  • 駅のホームで突き飛ばされるかも。10%

このなかで、あなたの努力で回避できないものは除外しましょう。

  • 隕石の直撃で死ぬかもしれない。1%
  • 家が火事になるかもしれない。20%
  • テロリストに撃たれるかもしれない。1%
  • 交通事故の被害者になるかも。30%
  • コロナにかかるかも。20%
  • 結核になるかも。10%
  • インフルエンザで死ぬかも。30%
  • 階段から落ちるかも。20%
  • エレベーターにはさまれるかも。10%
  • 駅のホームで突き飛ばされるかも。10%

 

回避できるものは、その方法を書きましょう。
  • 家が火事になるかもしれない。20%
    • 火の元を再確認する。
  • 交通事故の被害者になるかも。30%
    • 街の音に敏感になる。
    • 方向転換するときに必ず当たりを確認する。
      • 歩いていてもです!
        • 歩行者でも。
        • スーパーでも。
        • 家の中でも!
  • コロナにかかるかも。20%
    • マスクの徹底。
    • 繁華街に出ない。
  • 結核になるかも。10%
    • マスクの徹底。
    • 繁華街に出ない。
  • インフルエンザで死ぬかも。30%
    • マスクの徹底。
    • 繁華街に出ない。
  • 階段から落ちるかも。20%
    • 必ず手すりを持つ。
  • エレベーターにはさまれるかも。10%
    • 乗り降りするときに気をつける。
      • 日本のエレベーターはナニカを挟んだら自動で開くので、海外でだけ気をつけるのでも良いと思います。
  • 駅のホームで突き飛ばされるかも。10%
    • ホームの際に立たない。

 

曖昧なものをさらに詳細を追加しましょう。
  • 交通事故の被害者になるかも。30%
    • 街の音に敏感になる。
      • イヤホンをつけて歩かない。
    • 方向転換するときに必ず当たりを確認する。

 

終了!

 

ここまで書いてどうですか?

 

  1. 『死ぬかもしれないこと』って『これぐらい』であり
  2. 『こういう確認』で『防ぎやすい』ことであり
  3. 『確率的にもそんなもの』だと
  4. 『納得』するでしょう?

 

これで『今日死ぬかも』という『恐怖』は

少し薄らぎませんか?

 

『他の心配事』も

心配事が出るたびに、こうして『見えるところに書く』ことで

出現率、回避案、打開案を書き出して見てください。

 

『怖い怖いと「悩む」』んじゃないんです!

『怖いなら、「怖い理由」を書き出して、「回避案、打開案」を「考える」』んです。

 

『考える』んですよ!

『悩む』のは時間の無駄なんです。

『思考』しましょう。考えましょう!

 

 

 

そして、このメモを、

できたら友人に見てもらってください。

「出現率こんな高くねーよ!ww」って、

大体は笑い飛ばされます。

 

その意見を聞くか聞かないかは別にして

『周りの人はそう思っている』という

『統計の一つ』に考えてみましょう。

 

 

旅行に出かけても

『戸締りちゃんとしたかな?』というのが心配で、

旅行をキャンセルして帰宅する人もいるのです。

 

それなら最初から

出かけるときに

「戸締りオーケー!」って、

家族で言い合っていればいいですよね?

 

 

岩手県釜石市の『津波てんでんこ』をご存じでしょうか?

学校で子供たちに『津波避難』を教えているのです。

 

  1. 地震が来たら落下物などに注意。
  2. そのあと、津波が来るかもしれないから高台に避難!

 

大人たちは『津波なんてこない』

『津波がきてもたいしたことない』と

地震のたびに高台に避難する子供たちを

笑ってみてたそうです。

 

でも、子供たちが毎回毎回全力で避難するので

大人たちも避難するようになり

それでも津波はこなかったのですが

『避難習慣がついた』のです。

 

 

そして、2011年3月11日。

あの大津波の時

子供たちと一緒に大人もおじいちゃんおばあちゃんも

みんな逃げました。

高台にある国道45号線沿いの石材店まで駆け上がり、

全員が津波で流されて死亡する難を逃れました。

いわて震災津波アーカイブ。釜石市鵜住居地区。

 

あの大津波は30年に一回の災害だと言われています。

30年に一回しかおきなくても

『毎回避難する』ことで、

『本当の災害』を『回避』できるのです。

 

『逃げた子供』は『ネガティブな未来』を想像して

『ポジティブに行動した』のです。

 

『ネガティブな未来を想像できる』ということが

『ネガティブな人の長所』なのです。

 

過去と他人は変えられませんが

自分と未来は変えられるのです。

 

あなたが今、想像した

『ネガティブな未来』は

『あなたの行動』で『変えられる』のです。

 

だからこそ、書きましょう。

あなたが考える『ネガティブな未来』を

紙に書き出して

『その対応策』を『考える』ことをしてみましょう。

 

そして、そのメモを友達に見せて

笑い飛ばしてもらいましょう。

 

 

仕事のことでこういうのを書いたのなら

同僚より上司に見てもらうのが一番いいです。

「こういう心配をしているのか!」ということが

上司に分かる方がよいのです。

 

上司だって、部下が何を考えているのかという不安

いつも戦っているのですから。

 

  • 「ここは俺がサポートできるから心配要らない」
  • 「これはお前の管轄にないから心配しなくていい」

そういうことを教えてもらえば、さらに安心でしょう?

 

『誰かに見せる』というのは、とてもハードルが高いので

できたら、でいいんですが

『あなたの心配』は『大体は杞憂』ですよ、ということがわかる

大事なステップです。

 

 

『杞憂だと分かった』ら、心配しなくていいでしょう?

別のことを心配しましょう。

 

 

そうやって一つずつ書き出して、下記を常に考えましょう。

  • 出現率
  • 回避方法
  • 解決方法

 

『回避方法』『解決方法』がわかっていれば

『その事態』になったとしても

『対処できる』でしょう?

 

『対処できる』なら怖くないですよね?

 

これが『指揮官』の『ネガティブスキル』なんです。

  1. 『悪い想定』を全部先に出す。
  2. それが発生したときの解決策を用意する。
  3. 実行する。

 

  • 悪い想定が発生しなければラッキー!
  • 発生すれば、事前に考えていた解決策を実行する。

 

それだけの話なんです。

たった『それだけ』の話なんですよ。

 

 

こういうのって

『やればできる!』とか考えているポジティブさんには

『思いつかない』ことなんです。

 

『ネガティブ』は『突き詰めれば才能になる』のです。

 

『タダ心配している』からダメなのであって

『心配なら解決策を用意する』ことで

『ネガティブは才能に進化する』のです!

 

だから『用意の良いお母さん』って

『大きな鞄』を持ってるでしょう?

 

  • 爪が割れて子供が泣くかもしれないからつめ切り。
  • 変なものを食べておなかを壊すかもしれないから下痢止め。
  • 枕が変わって頭痛がするかもしれないから頭痛薬。
  • 絆創膏、ソーイングセット、……

色々持ってますよね?

だから、大きな鞄になるんです。

 

あれが『ネガティブな未来を想像』したうえでの

『ポジティブな解決策』なんです。

 

こういう家の子供は

「母に言えばナニカ持ってる」って思って

楽観的になってしまいやすいですけどねw

 

私も、家を一人で離れるときは

銀色のあったかいシートとか、夏でもカイロとか

水のペットボトルを持ち歩いています。

 

あったかシートが功を奏したことはないですが

それでいいんです。

 

私は寒くなったらすぐにおなかを壊すので

災害の時におなかが痛くなったら

動けなくなります。

災害のときに動けないってことは『死ぬ』んですよ。

 

そういう『ネガティブな未来』を避けるために

『あったかシートやカイロを持ち歩く』ことは

『私の心の安定』を得るために必要なのです。

 

 

心配なことを思いついたら

  1. とにかく『書く』。
  2. そして『見て』『考えて』
  3. 『解決策』を用意する。

 

『書く』ことをしないから

『問題が具現化しない』ために

『適切な処置をとれない』のです。

 

『具現化 ぐげんか』。

よく超能力漫画で見るでしょう?

 

『思ったことを物体として生成する』能力ですねww

 

一番簡単な『具現化』は『書くこと』なんです。

『頭の中でもやもやしていること』を

『書き出す』ことで

『心配を具現化』するから

『対策』を『考える』ことができるのです。

 

『頭の中でもやもやしているだけ』だと

いつまでも『なんとなく心配』なまま

『対策をとれない』から『死ぬまで心配』なんです。

 

 

『書く』ことで『問題を具現化』すれば

必要なことを『考える』という

『次のステップ』に入れるのですね。

 

あなたは、この記事をよんだことで

『あなた自身の問題を具現化する』スキルを

入手したんですよ!

♪パッパラッパッパッパー♪(レベルアップ音)

 

リアル人生の『スキル』って

『こういうこと』で入手できるんです。

 

だから『読む』価値があるんですよ。

『読書が好きな人』って、こういうことを

本から入手するから『賢い』ことが多いんですね。

 

 

先程書いた『杞憂』の語源はこうですね。

杞の国の人が、『空が落ちてきたらどうしよう!』と

勝手に心配した。

この時も、『この手法』を使えば簡単です。

 

  • 『空が落ちてきたら全員死ぬから終わり!』
  • 『生き延びる方法がない』のなら、死んで終わり!

それだけの話でしょう?

 

『死んで終わり』というのは

『一番簡単な解決方法』なんです。

 

だって、『あなたはもう、なにもしなくて良い』のですから。

 

でも『死にたくない』からあがくわけですよね?

なら、『死ぬかもしれないこと』に『解決策』を出して

『解決策』を実行していれば『安心』でしょう?

 

安心なら、心配する必要はないですよね?

『現状のあなた』で『解決策が浮かばない』のなら

『明日のあなた』は浮かぶかもしれないでしょう?

 

『解決策が浮かぶ』まで『考え続ける』んです。

 

「どうしようどうしよう(TT)」

じゃないんです。

「こうなったら私はどうすればより安全か?」

 

『解決策』を口にして、考えるんです。

『巨大隕石がぶつかって地球が滅亡する』なら

ダイエットで我慢していた好きなケーキやお酒を買ってきて

好きな漫画を枕元に積み上げて

スイーツを食べながら漫画を読んで、

笑っているウチに吹っ飛ばされれば良いじゃないですか。

 

交通事故で巻き込まれて死ぬのが怖いなら

  • 動くときに辺りを警戒する。
  • 信号や踏切で待つときに、鉄骨や電信柱の後ろで待機する。
  • 保険の受取人を好きな人にする。
  • パソコンのプライベート部分を削除するアプリを設定する。
  • スマホにパスワードをかける。

これぐらいやっておけばいいじゃないですか。

 

これをやっておいて、これ以上心配しても

もう、仕方ないでしょう。

 

 

 

そうやって『一つずつ』『解決していく』のです。

 

その『一つずつ』『ちゃんと想定できる』ことが

『ネガティブ』の『スキル』なんです。

 

『ただ心配する』『ただ悩む』ことが害悪なだけ

『悪い事態を想定できる』というのは『才能の一つ』なんですよ。

 

まとめ。

『ネガティブ』は『悪い』ことではない。

 

『ネガティブ』は『悪いことを思いつきやすい』。

『悪いことを書き出す』ことで

『悪いことが発生した場合の対処方法』を

先に検討、対処しておけば

『悪いこと』が発生しても最短の時間で事態を収集できる。

 

そのため『ネガティブ』というのは

軍隊の指揮官などには必須の資質になる。

 

 

『ポジティブの人』にはできないことを

『ネガティブな人』だからできる。

 

その『ネガティブの利点』を生かして生活する

あなたの人生ははるかに楽になります!

 

 

今日を楽しんで生きていきましょうヽ(´▽`)ノ

 

【この記事を書いた日 2022/05/08 11:17 】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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