『ポジティブリスト』と『ネガティブリスト』

身の回りのポジティブリスト。ポジティブシンキング
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  • ポジティブリスト やっていいことだけの一覧。
  • ネガティブリスト やってはいけないことだけの一覧。

 

どちらが良い、という物ではなく、

ケースバイケースで使い分ける。

 

欧米は基本的に『ネガティブリスト』を作る。

『これはやってはいけない(これ以外は良い)』

 

だから、軍隊とかももちろん、『ネガティブリスト』なので

『こういう場合以外は応戦しろ』となる。

  • 『自軍と友軍やその周りの人々が安全な場合』

こういう、単純なリスト。

 

 

  • 安全な場合は攻撃しない。

つまりは、『不穏になったら攻撃する』ということ。

(実際にはもっと細かく規定がある)

 

海外の警察もポジティブリストで動いているけど

軍隊は、ナニがおこるかわからないから

特にネガティブリストで動いている。

 

『安全でないとき』は動く。

それが基本。

 

でも、自衛隊は(軍隊ではないので)『ポジティブリスト』。

『こういう場合だけ応戦しろ』となってる。

 

六法全書を丸暗記している人がどれだけいるか、って話。

軍隊は超法規的措置(法律を逸脱したこと)もできるけど

それ以外の組織はいけない。

 

つまりは、自衛隊は軍隊ではないから、

日本の六法全書に従う必要がある。

 

でも、日本の六法全書には

敵国からミサイルを撃ち込まれるときの法律はない。

だから、軍事行動用のリストが六法全書のようにリスト化されている。

 

もちろん、自衛隊のエライ人たちはそれらを全部覚えてるだろう。

でもそれを、一個小隊(12人ぐらい)に一人、覚えてるか、とい言えばムリ。

 

つまりは、

とっさの場合にでも、

そのリストを読みかえさないと攻撃ができない、ということ。

 

攻撃して良い時

  • 自軍が危険になったとき。
  • 友軍が危険になったとき。
  • (他にも一杯有る)

 

だから、『現地の人』が危険なときは、

自軍も友軍も危険ではないから

他のポジティブリストから

『攻撃しても良いとき』を探し出さないといけない。

そんなことをしている間に、目の前でその人は殺される。

 

こういうことで、海外派兵されている自衛隊員が凄く困ると

何度も聞いた。

 

とにかく『即応ができない』ことに困惑していらっしゃるらしい。

 

映画『シン・ゴジラ』をごらんになったなら

その『もたつき具合』はわかると思う。

 

そして『戦争』をしているのに

自衛隊員は超法規的措置がとれないから

『国内法』で裁かれるという不具合が出る。

 

まぁ、ここら辺はまた別の話なので、

『ポジティブリスト』と『ネガティブリスト』に話を戻す。

 

とにかく

『やっていいことをリストアップ』 → 『ポジティブリスト』

『やったらダメなことをリストアップ』 → 『ネガティブリスト』

 

身の回りのリストアップ。

身の回りのポジティブリスト。

  • することだけを書き出すtodoリスト。
  • 買うものだけを書き出す買物リスト。
  • することだけを書き留めるスケジュール帳。

 

こういうのは全部、『ポジティブリスト』になる。

 

身の回りのネガティブリスト。

  • 規制物一覧。
    • これが成分表に書いてあったら、買わない。

 

ロカボやってる私なら

『砂糖』が成分表のトップに書いてあったら、買わない。

 

食品の成分表示と言うのは、含有量の多いものから書いてある。

チョコレート菓子とか、コーヒー、ジュースなど

『砂糖』が先頭に書いてあれば、

コーヒー豆やチョコ、果汁の成分より砂糖が多い、ということになる。

 

つまりはそれは、『砂糖水』である。

だから、糖質制限してる私は、そういうものを買わない。

 

あとは合成添加物とかで『危険』かもしれないものを

頭にインプットしてる人、いるよね。

 

ああいうのが『ネガティブリスト』ということ。

 

私の母みたいに、

『原産国 中国 or 韓国』なら、極力買わない

こういうのも

『中国』が『ネガティブリスト』に入っている、ということ。

 

生活にどう生かすか?

これらを知って、生活に同意かすか?

 

もちろん、todoリストとか買物リストとか

普通に使えばいい。

 

使い所の一つは、『友人関係』。

 

人脈をどのリストで管理するか。

人間関係はポジティブリストがメイン。

名刺管理とか、結局は、ポジティブリストで管理することになるよね。

 

  • この人は必要だから『重要』のカテゴリをつける。
  • 他は放置。

 

こういう『リスト化』をしてる人は多いと思う。

 

学生だと『友人』でも同じ。

TwitterとかSNSとか、フォロワーチェックして外す人というのは

ポジティブリストで残してるよね。

 

Twitterは、『リスト』で分けられる。

  • 友人
  • 仕事のつきあい
  • 面白いツイートの人

こういう分け方をできる。

 

フェイスブックでこういう分け方ができないのが面倒だな、と思った。

 

ネガティブリストで人脈を管理するとこうなる。

『人名』で管理すると、ポジティブリストしか使えない。

 

『すでに、知り合った人』だから。

 

ネガティブリストで人脈を管理する、というのは

『人名』ではなく『性格』でわける、ということ。

 

私の例で言えば

  • 愚痴を頻繁に言う人
  • 頻繁に話の通じないことがある人
  • 私から見た『無駄遣い』がひんぱんで、『金がない』を連発する人
  • 頻繁に客観視できない人。
  • 他人を奴隷扱いする人。
  • 金がない、時間がない、忙しい、を頻繁に言う人。

 

こういうリストを作っておいて

それがわかったら、

『ソフトカットする人』というカテゴリにいれる。

 

誰でも疲れれば能力は下がる。

その時に判断はしない。もちろんしない。

 

ただ、本当に、愚痴だけを言う人っているんだ。

まったく客観視できない人ってのもいるんだよ。

過去にいたんだよ。

 

総じて言うと『私をイライラさせる人』という、一言で済む。

この理由以外にも、私をイライラさせる人は出てくる可能性があるから。

 

『私をイライラさせる人』はソフトカット(疎遠に)する。

 

この『法律』を『自分の中で持っておく』と、楽になる。

 

『袖すり合うも多少の縁』とかいって

無用な人とつながってる可能性が凄く高い。

『無用な人』ってイライラさせるんだよね。

 

その『イライラ』を楽しめるならいい。

何もしてないなら、それだって『面白い』と思えるかもしれないから。

別に、イライラする人を全部切れとは、私は書いてない。

 

『今の私』は『私のしたいこと』があるから

それを邪魔するような存在は、いらない、と言っているだけ。

その『邪魔する存在』は『イライラさせる人』だから

『イライラさせる人』をネガティブリストにいれてる。

 

愚痴を言う人とつきあうなら

一人でシヴィライゼーションやるほうがどれだけ有益かw

 

シヴィライゼーションで娯楽になるなら

それは重要な時間なんだよ。

 

女性は往々にして『しゃべる』ことが娯楽になる。

  • 発声する。
  • 自分の意見を言う。
  • 同意してもらう。

 

これが娯楽や、精神安定につながるんだよね。

 

男の人で言う『釣りをしている時間』みたいなもの。

 

男の人は逆に『なにもしていない時間』が精神安定になる人が多い。

『無心になる』ことが重要なんだね。

 

だから、愚痴を言う人は

愚痴を言ってくれる人と仲よくなった方が

愚痴を言いやすいから、精神慰安を入手できる。

 

なので、ネガティブリストで人脈を振り分けるときも

いろんなことを考えればいい。

 

買物にどのリストを使うか。

『買物リスト』は大体はポジティブリストになる。

 

『買いたいもの』をリストアップしてるのも、ポジティブリスト。

それを買うためにお金をためる!

とかで、モチベーションがあがるなら、おおいにやるといいね!

 

『買物リスト』に対する『ネガティブリスト』とは?

これ買って失敗だったな……

ってこと、けっこう忘れてるよね。

 

そういうのは、ネガティブリストとして

『次に買わないモノ』にしておくと、

次の買物で迷う確率が下がる。

 

例えば、機能性衣服が色々ある。

ユニクロのエアリズムみたいな

『汗が出たら冷やす』という機能が着いた服。

 

私はこれのサードパーティー(他社類似品)を買ったことがないので知らないけど

万が一、それらが『あまり良くないな』と思ったなら

『サードパーティーの製品は買わない』というネガティブリストを作っておくと

そいうう機能性アイテムを選択する場合に迷いがなくなる。

 

逆に言うと

『開発した会社の製品しか買わない』という『ポジティブリスト』にもなる。

 

もっと簡単に言うと

ブランド物は、コピー商品を買わない。

これがネガティブリストになる。

 

ここらへんを『決めない』から

香港で、コピーロレックスが三万円で買える、とかの時に

『迷う』んだよ。

 

  • コピー商品でも買う
  • コピー商品なら買わない。

 

これを『決める』だけで『買物』をするときの『選択肢』がぐっと狭くなる。

 

選択肢は多ければ多いほど良い、ってわけではないよね?

 

『汗をかいたら冷える』という機能性服をアマゾンで検索したら

ユニクロの製品はないわけw

 

ユニクロはアマゾンに下ろしてないの。

私も、だから、ユニクロの本舗でエアリズム買ったよ。

 

アマゾンで買えないなら、サードパーティーでもいいか、と思ったけど

その製品が悪かったとき、

ユニクロのエアリズムを買う?

 

本舗のモノなら、もっと良いのかもしれない。

って思わない?

 

でも、サードパーティーのである程度お金を使ってしまってるのに

これより良いかどうかわからない本舗の

三倍するものを買うか?

 

なら、最初から、本舗のを買えばいいよね。

 

ユニクロのエアリズム、高かったから、他社のを買ったけど

なんか効果わかんなかったから、捨てた。

エアリズムも似たようなモノでしょ。錯覚だよ。

 

なんて言われたら、ユニクロは泣くw

買ってから言って。

だよね。

 

だから私は、こういう機能性重視のものは、

本舗のものをまず買う、と決めてる。

 

それで良かったら、洗い替えとか、消耗品の追加とかで

サードパーティーを使ってみて、

それでも良かったら、サードパーティーを買い続ける。

 

  • 『最初は本舗を買う』というポジティブリスト。
  • 『最初はサードパーティーを買わない』というネガティブリスト。

 

どちらも結果は同じだけど、経過が違う。

 

この『経過』というのは『あなたの考え方』ということなんだ。

 

あなたはどちらを先に思い付く?

ポジティブリストより、ネガティブリストが少ないのなら

ネガティブリストを使った方が楽だよね。

『読む量が減る』から。

 

逆もそう。

 

そういう『使い方』が、一般的だけど

『考え方』だと見方が変わってくる。

 

『買物リスト』をもってスーパーに行っても

そのリスト以外のものを買うことってない?

 

あるよね?

 

つまりは『買物リスト』って

『最低限コレだけは買う』であって

『それだけを買う』ではないことが多い。

 

『買物リスト』はポジティブリストだから。

 

私のように、糖質制限をしているから

『砂糖が成分表のトップに書いてあるものは買わない』という

ネガティブリストを持って買物をしていると

『砂糖の含有率が低い』なら、なんでも買えるのね。

 

私が一人暮らしをしてたころは、

冷蔵庫なんてほぼ空っぽなので

買物に出てから料理を決めるしかなかった。

 

買物のポジティブリスト。

買物に行く前に、冷蔵庫の中身で料理を考えて

最初に買うものを決めてから買いに行く。

 

買物のネガティブリスト。

何も考えずに買物に行って

糖質の低い材料だけを買って

それで料理を作る。

 

この二つ、まったく結果が違うよね。

 

これは買物だけではなく、全部のプロジェクトにも当てはまるのね。

 

『買物』も『生活』からすると『プロジェクト』になる。

 

買物に行って

買物リスト以外のものを買ったときに罪悪感があることない?

 

つい特売だから買っちゃった。

甘いものを見たらほしくなったから買っちゃった。

なんで、予定にないものを買っちゃうんだろう?

 

そんなことを考えるなら、最初からそれらをリストに書いておけばいい。

 

  • 必要な食材リスト。
  • 必要な食材リスト。
  • 必要な食材リスト。
  • 必要な食材リスト。
  • 特売で安い食材。(買わなくてもいい)
  • 甘いもの。(買わなくてもいい)

 

『(買わなくてもいい)』も含めて、こういう風に書いておけば、

買ってしまったとしても『予定内』ですむから

罪悪感を感じない。

 

そして、買わなければ、

『買わずに済んだ!』という『達成感』を得られる。

 

ポジティブリストは必然的に

『それ以外は買ってはいけない』という魔法がかかる。

だから、罪悪感を感じる。

 

そんなこと、『どうでも良い』のに、

勝手に自分で自分に黒魔法をかけるのはよそう。

 

リストの作り方で、気分をラクにすることはできるんだよ。

 

  • 性格別にリストを使う。
  • 用途別にリストを使う。

 

これを考えると、『リストアップ』で仕事がトントンはかどっていくよ!

 

まとめ。

 

  • ポジティブリスト やっていいことだけの一覧。
  • ネガティブリスト やってはいけないことだけの一覧。

 

  • 『先に予定をたてて、ソレ通りにしたい人』はポジティブリスト。
  • 『なるようになるさー』の人はネガティブリスト。

 

性格別にも、こういうのが気楽に続けられる。

 

どっちにしろ『リストアップ』というのは

成果を出すためには必要だから。

 

  • どっちでリストアップをするのか?
  • どういうリストを作ったら、自分は実行しやすいのか?

 

それを考えると、凄くはかどる。

 

夏休みの宿題の計画をたてて、

それどおり進めた人はポジティブリストがあってる。

 

夏休みの宿題の計画をたてずに困った人は

ネガティブリストがあってる。

 

夏休みの宿題の計画をたてて

実行しなかった人は

『自分の作ったスケジュールを守る』ことを先にできるようになろう。

 

そう言う場合も、

ネガティブリストの方が『少ない』から楽に始められる。

 

『リスト』が頭にあるとないとでは人生が変わるので

是非、『あなたにあったリスト』を作っていきましょう♪ヽ(´▽`)ノ

 

【この記事を書いた日 2019/12/08 10:40 】

 

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