悩んだら『書く』! メモで解く方法。

ポジティブシンキング
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悩みは人の常です。

映画かなにかで

薬屋さんに『悩まない薬』というのがあって

主人公がそれを手にとろうとしたら店主に怒られました。

「それは、死ぬ毒だ」と。

 

『悩まない』ということは『死』と同じ、ということなんですね。

 

だから、『あなたが悩む』のは

『あなたが生きているから』です。

 

みんな悩んでいます。
あなただけが悩んでいるのではないです。

 

そこは安心してください。

 

ただ、『赤信号、みんなで渡れば怖くない』といいますが

そこに車が突っ込んでくれば、『誰か』は跳ねられます。

 

これは『正常性バイアス』といって

『自分にはおこらない』と思ってるからできることです。

 

安全のためには、赤信号は止まった方がいいです。

 

 

みんなが悩んでいるからといって

あなたも悩んでいたら、あなたは、『みんなと一緒に進めない』のです。

 

このタイトルの記事を読んでいるということは

『悩みたくない』のですよね?

『悩んでいる』のですよね?

 

ならば『変わる』ことが必要です。

変わりましょう。

 

簡単な方法があります。

 

『悩み』をなくす、一番簡単な方法。

『書く』ことです。

 

  • 私は今、何を悩んでいるのか?
  • 現状はどうなっているのか?
  • どうなったら、私は満足なのか?

 

 

ここらへんを

『書き出す』ことをしましょう。

 

そんなことしてるヒマないよ!

と思いますよね?

 

なやんでいる人って『忙しい』んですよね。

『悩んでるから』『忙しい』んです。

 

でもね、考えてください。

 

今、悩みすぎて『何も手につかない』としたら

あなたは今『何もしていない』のですよね?

 

『何もしていない』のですよね?

 

  • 部屋の中をうろつきまわっていたり
  • じっとして頭を抱えていたり
  • 何もできないからゲームしていたり

してますよね?

 

『あなたが悩んでいること』自体は

『何も進んでいない』のですよね?

 

ならば『書く時間』はありますよね?

 

  • じっとして、
  • 頭の中だけで
  • もやもやする

のは

無駄です。

 

無駄に悩んでいる代表事例。

遠くにいる人を心配する。

 

 

子供が修学旅行に行った。

あっちで怪我をしないか心配だわ。

あなた心配じゃないの? よくそう普通にしてられるわね!

あの子が怪我をしたらどうするの!

電話かけてみようかしら?

今何してるのかしら?

心配だわ。

もう……本当に、大丈夫かしら……

 

 

お母さんによくいるタイプ。

 

あなたが心配をしていても、お子さんは怪我をするんです。

そして、怪我しない確率のほうが高いんです。

 

悪いことを考えて

悪い思念を送ると、本当に怪我しちゃいますよ?

 

未来におこる『結果』を心配する。

受験に落ちたらどうしよう!

会社でおこられたらどうしよう!

この結果が出たらどうしよう!

川があふれたらどうしよう!

地震がおきたらどうしよう!

事故にあったらどうしよう!

貯金が無くなったらどうしよう!

 

こういうのが一番多いんじゃないかと思います。

 

未来のことを悩む。

 

空が落ちてきたらどうしよう!

家がつぶれちゃうっ!

俺も死ぬかも!

みんな死ぬかも!

大昔、中国の『杞』の国の人が

『空が落ちてくるかも』といって

憂いました。

 

だから、こういう

どうしようもないことを悩むことを

『杞憂 きゆう』と言います。

 

『どうしよう!』じゃなく『どうする?』にする。

大体悩み事って

文字で書くと『どうしよう!』と

最後が『びっくりまーく(エクスクラメーションマーク)』になりますよね。

 

どうしよう!

どうしよう!

 

これは、紙に書いてもしかたないです

余計に焦ります。

 

どうしよう!

と『書いて』もいいですが

二行目に

『どうする?』と『疑問文』で書いてください。

 

そして、その『疑問文に、自分で答えて』下さい。

 

子供が修学旅行に行った。

あっちで怪我をしないか心配だわ。

あなた心配じゃないの? よくそう普通にしてられるわね!

あの子が怪我をしたらどうするの!

電話かけてみようかしら?

今何してるのかしら?

心配だわ。

もう……本当に、大丈夫かしら……

 

 

あの子が怪我をしたらどうするの!

そう、『思ったこと』をまず紙に書きます。

これはできますよね?

 

『あなたが今思ってること』です。

 

その下に

 

『あの子が怪我をしたら、私はどうする?』と

『疑問文』で書いてください。

 

そして、それに答えましょう。

 

『疑問文』を作って、『自分で回答』する。

あの子が旅行先で怪我をしたら

とにかく、

 

    • 旅行先まで飛んで行く。
    • 保険適用されるか調べる。
    • 現状をもう一度聞く。
    • 生死に関わる状態なのかを再確認する。
    • 大丈夫そうなので家で待つ。

 

このどれかに近い回答になるんじゃないでしょうか?

 

これにもっと、答えていきましょう。

 

『疑問文』にするのです。

 

簡単ですよ!

 

出た答えの後ろに『どうする?』をつけるだけです。

 

  • 旅行先まで飛んで行くにはどうする?
  • 旅行先まで、最短でいける交通を調べる。
  • 宿の手配をする。
  • 旅行先の気候にあった服を選択する。
  • 家族に、現地に行くことを説明する。
  • 旅行先の人と本人に『今からいくから』と伝える。
  • 保険適用されるか調べるにはどうする?
  • 保険の約款を引きずり出す。
  • 保険の人に電話をかける。
  • ネットで保険を検索する。
  • 現状をもう一度聞くにはどうする?
  • 生死に関わる状態なのかを再確認するどうする?
  • 大丈夫そうなので家で待つにはどうする?

 

 

『どうする?』にどんどん『答える』ことをしましょう。

 

  • 旅行先まで飛んで行くにはどうする?
  • 旅行先まで、最短でいける交通を調べるにはどうする?
  • ネットで調べる。
  • 旅館の人にアクセスを聞く
  • 宿の手配をするにはどうする?
  • ネットでする。
  • 旅館に電話をかける。
  • 旅行先の気候にあった服を選択するにはどうする?
  • クローゼットまでいく。
  • クローゼットを開ける。
  • 服を取り出す。
  • 家族に、現地に行くことを説明するにはどうする?
  • 書き置きをする。
  • 電話をする。
  • 話をする。
  • 旅行先の人と本人に『今からいくから』と伝えるにはどうする?
  • 電話をする。
  • ラインをする。

 

 

  • 旅行先まで飛んで行くにはどうする?
  • 旅行先まで、最短でいける交通を調べるにはどうする?
  • ネットで調べるにはどうする?
  • パソコンでネットに接続して、ブラウザに検索キーを打ち込む。
  • 旅館の人にアクセスを聞くにはどうする?
  • 連絡先一覧から、旅館の電話番号を見つけて、かける。
  • 宿の手配をするにはどうする?
  • ネットでするにはどうする?
  • パソコンでネットに接続して、旅行サイトで検索する。
  • 旅館に電話をかけるにはどうする?
  • 連絡先一覧から、旅館の電話番号を見つけて、かける。
  • 旅行先の気候にあった服を選択するにはどうする?
  • クローゼットまでいくにはどうする?
  • 電話を置いて、クローゼットのある部屋まで歩く。
  • クローゼットを開けるにはどうする?
  • 服を取り出すにはどうする?
  • 家族に、現地に行くことを説明するにはどうする?
  • 書き置きをするにはどうする?
  • メモする文章を考える。
  • 何を書く?
  • 子供が怪我をしたので、旅館に行きます。
  • 電話をするにはどうする?
  • スマホで電話をかける。
  • 話をするにはどうする?
  • 「子供が怪我をしたので、旅館に行きます」と言う。
  • 旅行先の人と本人に『今からいくから』と伝えるにはどうする?
  • 電話をするにはどうする?
  • スマホで電話をかける。
  • ラインをするにはどうする?
  • スマホでラインを開く。

 

こんなふうに

『すぐできること』まで『質問を繰り返す』ことをして

『あなたがすること』を全部『書く』ことをしましょう。

 

『全部、できます』よね?

途中で異次元に行くような『ムリなこと』はないですよね?

全部、『あなたが今すぐできること』まで『答え』ましたよね?

 

全部、今すぐできますよね?

『できる』なら『いい』ですよね?

 

『そういう事態』が『おこった』ら、

『それをする』ことで

『解決する』のですよね?

 

解決するのですよね?

 

なら、そこで、うろうろと歩き回らなくていいですよね?

 

 

 

  • 空が落ちてきたらどうする?
  • 家がつぶれちゃうっ!
  • 俺も死ぬかも!
  • みんな死ぬかも!
  • みんな死ぬならいいんじゃない?
  • 自分だけ生き残りたい?
  • 生き残りたい!
  • じゃあ逃げる?
  • どこに逃げる?
  • 家はどうするの?
  • 持っていくものは?
  • 家族はどうするの?

 

こういうことですね。

 

書けば現状が見える。

 

書いてるウチに

  • 『家にいよう』
  • 『引っ越そう』

どっちかになります。

 

 

 

どっちかになったら、それを実行すればいいんです。

 

頭の中だけで『びっくりまーく』を飛び交わしてるから

いつまでたっても『疑問』にならずに

『答えが出ない』んです。

 

慣れてきたら、

『どうしよう!』と『思った』時に

『どうする?』と『思える』ようになります。

 

『このまま悩んでいたい』という選択肢は出ない。

 

ここで

 

  • 『家にいよう』
  • 『このままあわてていよう』
  • 『引っ越そう』

 

↑『このままあわてていよう』なんて選択肢

書かないですよね?

 

『書かない』ことは『しなくていい』と、思いませんか?

 

『書くこと』で『冷静』になったら

『今している行動』は、『しなくていいこと』だと

気づきますよね?

 

それでもしたいなら、したらいいです。

ヒマなんでしょう。

 

『子供が旅行先で怪我をしたらどうしよう!』なんてことを

ただ『悩んでるだけ』だった時に

本当にお子さんが怪我をしたら

『何も解決策を練ってない』のですから

場当たり的に、ナニカをしますよね?

 

とにかく、飛行場までいってから、チケットをとろうとして

キャンセル待ちになったり

駅についたものの、交通手段がなかったり

旅館がいっぱいで泊まれなかったり

 

『悩んでただけ』だから、なにも『手を打たずに動いた』のですよね?

 

ここで

『書いて、手順を出しておく』ことをしておけば

スムーズにいくんです。

 

 

『心配してる』ってのは『愛情』じゃないんです。
あなたのエゴなんです。

 

本当に『子供のためを考えて行動する』なら、

『怪我をしたときの対処を万全にしておくこと』なんです。

お子さんが怪我で動けなくなったのなら

そのあと『動けない間』にお子さんが関わる人を聞き出して

その人たちに『こういう事情で参加できなくなった』と伝える。

 

お子さんが怪我をしたことで、

お子さんに関わる人への迷惑を最小限にする。

 

それが『お子さんが本当に助かること』です。

 

『どうしようどうしようっ!』とただ『悩んでいる』のは

『あなたの暇つぶし』なんです。

 

『心配する』のは『愛情』の一つです。

ですが、『心配だけして、対処を考えない』。

その『愛情』は、お子さんには『極度の心配性』としかうつりません。

 

『悩んだ時』は『書く』。

なんか10分以上、何もせずに、『どうしよう』と思ってだけいるな?

と思ったら

『書く』ことをしましょう。

 

 

『悩んだ』とは対照的に

『疲れた』時は

10分ぐらい、ぼーっとします。

 

『またぼーとしちゃったわ、だめだわ!』じゃなく

『私は疲れてるんだ。休養をとろう』と思ってください。

 

休養は取ってください。
人間は疲れるものです。

 

『疲れないようにする』のではなく
『疲れたら休む』のです。

 

『悩む』は『ガンバル』ではない。

人間は疲れるんです。
人間は悩むんです。

 

疲れても、悩んでも

『自分を責める』ことだけはしないようにしましょう。

 

 

私ってなんて、何もできなくて、

心配ばっかりしてバカなんだろう

 

 

そんなことを言われても、聞かされた方も困ります。

 

 

本当にこの人って、

何もできなくて悩んでばかりで手が動かない

駄目な人だな

 

そう思っていても

 

「そんなことないよ。がんばってるよ」

と大体の人は言ってくれます。

 

それは、あなたのことを考えてるんじゃなく

今、あきらかに混乱してるこの人に

「本当にそうだよね、クズ」とか言ったら

錯乱されるし、『自分が悪い人』になるからです。

 

 

だから、勘違いするんです。

 

『悩んでいること』は『がんばっていること』なんだ、と。

『私は頑張ってるんだ!』と

勘違いして

また悩み続けるんです。

 

ヒマだから悩む。

『悩んでいる』のは『暇つぶし』だと定義しましょう。

 

暇つぶしで悩むのなら好きにしたらいいです

 

でも『暇つぶし』をしているのですから

ヒマなんですよね?

 

ヒマなら『忙しい』っていっちゃだめですよ。

『悩んでいるあなた』は、外からみたら『何もしていない』のですから。

 

何時間も、手を動かさずにぼーっとしてたのに

忙しい、って私の誘いは断るんだ?

この人、私のことが嫌いなんだな。

 

って、大体の人は思います。

 

そう言うときは、『書く』のと一緒で『言う』ことが大事です。

「誘ってくれてありがとう

でも、子供が修学旅行に行ってて

怪我しないか心配で、食事とか楽しめる気分じゃないのよ」

 

と、ちゃんと『伝える』ことをしましょう。

 

「そんなこと悩んでてどうするの?

あなたが楽しんでたら、お子さんも元気に帰ってくるわよ!」

と、再度誘ってくれるかもしれません。

 

そうしたら

「こんなこと悩んでてもどうしようもないことなんだ?」

と気付けるかもしれません。

 

そこで

「あなたは子供がいないからっ、

こんな心配しなくて済むだけよ!」

とか言ったら、

 

安心してください。

次から誘われません。

ゆっくり一人で悩む時間ができました。

よかったですね!

 

後で気付いたら、またうじうじ悩まずに

「この前はごめんなさい」ってちゃんと言いましょう。

 

この一言で、大体のことはチャラになります。

ホントですよ。

 

 

許してくれる訳無いわ。

あんな酷いこと言ったのだもの!

 

そう『悩む』のもよしましょうね。

 

大体の人は、他人のことをあまり深く考えていません。

 

もちろん例外はいますが

気にしなくていいです。

 

あなたの悩みも、他人からみたら

『どうでもいいこと』が多いです。

 

あなたも、誰かが悩んでいたら

『そんなことで悩まなくても』って思うでしょう。

 

他の人も、あなたが悩んでると、『そんなこと』って思ってるんです。

 

大体の悩みは『杞憂』です。

 

『悩んでいられる』のは幸せなこと。

アクション映画の主人公に『悩んでる』ヒマなんてないです。

 

ここで右にいく? 左にいく?

それを一時間悩んでたら

主人公は死んでます。

 

三日悩んでたら、アクション映画になりません。

 

斎藤一人さんもおっしゃってました。

 

「このことか気になってきになって三日も悩んでるんです」

って言われてね

そんな時間あっていいね、って。

俺なんて、すぐに答えださないと次から次から問題が降ってくるから

三日も考えてられないよ!

 

 

これが真理だと、私は思います。

 

そこで『悩んでいる』時間をとっても

あなたの人生に響かないから

あなたは悩んでいられるのです。

 

つまりは、

あなたは何もすることがないんです。

 

幸せなことですよ。

誰からも急かされない生活なんですから。

 

もちろん、ニュートンみたいに

悩みに悩んで、リンゴが落ちたので解決することもあります。

 

でも、『子供が旅行先で怪我をするかも?』は

『万有引力の法則』みたいなモノですか?

 

『杞憂』です。

 

『子供が旅行先で怪我をするかも?』と『思い付いた』のなら

『怪我をしたときはコレをする』を『考える』必要があるんです。

 

「思ってたんだけど……」と後出しするのは

一番みっともないことですよ。

 

「思ってたなら用意しててよ」と子供は心の奥底で思います。

思ってたことを隠していた方があなたのためです。

 

だからってここで『悪いことを思い付かないようにしよう』というのは

これまた努力の空回りです。

 

『思い付く』あなたは、『思い付く』んです。

 

みんなそんなことで悩んでない、と思うでしょう?

『思い付かない』から悩まないんです。

 

子供が修学旅行に行った時に

『怪我をしたらどうしよう』なんて

『思い付かない人』がいるんです。

 

『思いつく』のはあなたの生来のものです。

 

『思い付いた』時点で、あなたは『心配』なんです。

その『心配』を

『心配してない風に装う』のは無理がありますので辞めましょう。

 

この記事で書いたように

『書く』ことをして、『全部吐き出す』ことをしましょう。

 

そして

「子供が怪我をしたら、私はこうする」と

そこまで決めてから

ヒマなら、またぐずぐずと悩みましょう。

 

ヒマな時間をあなたが何に使おうが、あなたの自由です。

 

ただ、悩む前に、『対処』は考えましょう、という話ですね。

 

悪いことを思い付くのはリーダーの素質あり!

『最悪の事態を思い付く』のは『悪いこと』ではないんです。

 

『リーダーになる人』は『最悪の事態を想定』して

動かなきゃいけないのですから。

 

一番分かりやすいのは、軍隊の指揮官。

『ナニカがおこった時』は『こうする』という

『対処』が頭の中いっぱいになっています。

 

なぜなら

間違えば、死ぬからです。

 

 

だから実は、『リーダー』は

「何があっても大丈夫!」というポジティブな人ではなく

「これがおこったらどうする!」と

「コレ」を「たくさん思い付ける人」のほうがいいんです。

 

そういうのは『ネガティブ』な人が多いです。

ですので、リーダーはネガティブの人の方が向いてるんですね。

 

『引っ張っていく』人だから、

リーダーはポジティブな人の方が良い

と普通は思われていますが、

それは、こういう理由で、違うんです。

 

『ネガティブ思考で、ポジティブに行動できる人』

それが、一番良いリーダーです。

 

だから

『ポジティブ思考で、ポジティブに行動する人』って

リーダーとしては、ちょっと困るんです。

 

 

実話で、『奇跡の救出劇』とかあるでしょ?

あれの一つで、

『デスバレー(荒野の山岳地帯)に行ったボーイスカウト』が

死にかけたら、お医者さんが川から流れてきて

助けてくれた

というのがありましたw

 

  1. 半袖で帽子もかぶらずにデスバレーに遊びに行って
  2. 道に迷って
  3. 子供が怪我をして
  4. 水がなくなって
  5. ぎりぎり川まで出たら
  6. カヌーの人がよってきて
  7. その人がお医者さんだった
  8. だから死ななくて済んだ!

 

 

まぁ、なんて奇跡!!

 

いや、奇跡はいいよ。

助かったんだし、よかったよね!

 

でもさ、デスバレーなんて、暑い、寒い所に

  • 半袖の帽子なしでいく?
  • 水も持たずにいく?

 

子供を連れているのに、

迷うようなルートをいく?

 

というか、迷うような人が子供を連れて行く?

デスバレーって、そんな甘いところじゃないでしょ?

 

「なるようになるさー」がリーダーになる

こういうことになるんですよ。

 

ただ『なるようになるさー』が好転したから

助かっただけで

デスバレーって死人たくさん出てますよ。

 

 

だから

  • 誰かが怪我をしたらどうする?
  • 迷ったらどうする?
  • 水場が見つからなかったらどうする?

 

とか『先に「悪い事態」』を並べ立てて

  • すぐに助けてもらえるように、公道のそばだけを歩く。
  • 前に自分が行った道だけ歩く。
  • 標識のあるところだけ歩く。
  • かんかん照りだから帽子をかぶっていく。
  • 遭難して一晩すごしたら、寒くなるから、長袖や防寒具も持っていく。

 

という『対処』を立てて出発すればいいわけですよ。

 

これを見てもわかるように

『悪いことを思い付く』というのは

『才能の一つ』なんです。

 

『悪いことを思い付けない人』のほうが多いんですよ。

『悪いことを思い付く』ことは大事なことです。

 

ただ『思い付いた』けど『ただ悩んでいるだけ』では

それは、才能の浪費なんです。

 

『悪いことばかり考えちゃう、私って駄目ね』

止まるから、自己嫌悪で悩むんです。

 

一歩すすんで、

 

『悪いことを思い付くから、

 それがおこったときの対処を考える』

 

そこまでいきましょう。

 

その方法は、ここで書いたように「『書く』だけ」です。

 

お母さんが、そうやって

『悪いことがおこったときの対処リスト』を毎回作っていれば

 

お子さんも、

 

そっか、そういう悪い想定ってのは

確率的におこることもあるんだから

対処はしておいたほうがいいんだ?

 

と、理解してくれます。

 

『お母さんの鞄』と言われるように

旅行先でも『お母さんってなんでも持ってる』ことがありますよね?

 

あれは『悪い想定』をして『対処方法』を立て

『対処できるものを持ち歩いている』からなんです。

 

『想定したから対処した』結果『お母さんの鞄』になるんですね。

 

  • だって、子供が爪を折ったら泣き止まないから。
  • つめ切り
  • ボタンがはずれたらみっともないから。
  • 裁縫道具
  • 絶対、どこかで汚れて、公園の水道で洗うことになるから。
  • タオル
  • どこか痛いって言ったときに、とりあえず痛みはなくしてあげたいから。
  • 痛み止め、塗り薬。絆創膏。

 

 

『お母さんの鞄』は優しさが詰まってるんです。

 

こういうお母さんは『リーダー向き』なんですね。

 

『想定外』の私の実例。

 

ちさろうと旅行に行った朝

ホテルを出る時に、ちさろうが

鞄の一番上にタオルをおいたのを見たんですよ。

 

私はタオルとか軽いものは鞄の一番下におくので

「タオル、一番上におくの?」って

わざわざ聞いたので良く覚えてます。

 

「だって、雨だよ」

と、ちさろうは答えました。

 

ただ、屋根の下でバスを待って

駅でも屋根の下で乗り換えして空港にいくので

『濡れるところがない』と私は考えてたんです。

 

玄関先で私が、しゃがんだときに

私のスマホが胸ポケットから、わざわざ水たまりに落ちました。

ちさろうが、サッとタオルを出して拭いてくれました。

 

 

想定外って、本当に想定外だな

わざわざ少ない水たまりにおちるかよ!

 

 

と私は思いましたが

ちさろうには『想定内』だったんです。

 

「ほら、タオルあって良かったやろ!」

って、笑われました。

 

良かったです。ありがとうっ!

 

「子供おったら、こんなことしょっちゅうやもん。

準備はするよー」

と、二児の母がおっしゃってました。

 

ちさろうがそこでタオルを出してくれなかったら

私は、荷物のそこから

タオルを引っ張りださなきゃいけなかったんです。

 

それから私、タオルを持ち歩くようになりましたw

 

タオルなんて軽いんだから、

それで安心できるなら、持ってる方がいい。

 

『スマホが濡れて壊れる確率』をさげられるなら

コスパ良いと思いました。

 

ハンカチじゃだめなんですよ。

タオルですよ、タオル。

 

と思いましたが、

スマホを胸ポケットに入れない

という方法を取りました。

 

やっぱりタオルは邪魔。

あのあと一年、使う機会は一度もなかったです。

 

ただ、スーパーのビニール袋は持ち歩いています。

濡れたスマホを入れるためにw

 

他にも、

ナニカ持ち帰るのに便利だし。

鞄内の『区分け』にもなります。

 

そして畳んだら場所を取らない。

 

これも、使ったことはここ半年ないですが

場所を取らないので入れっぱなしです。

 

一度痛い目にあったら、対処する。

でも、痛い目にあわない限りわからない。

 

それが、普通です。

 

それを『痛い目にあう前に思いつく』人が

リーダーに向いているのです。

 

『悪いことばかり思いつく』と、自分を責めないでくださいね。

それは『才能の一つ』なのですから!

 

『悩む』で止まるから、『駄目』になる。

こいうことを、

『悪いことがおこったらどうしよう?』で止まるから

『バカみたいなことをずっと心配してる駄目なお母さん』と

思われるんです。

 

旅先でボタンがはずれたときに

「ああ、ボタン、はずれるんじゃないかと思ってた!」

って言うのに、裁縫道具持ってないとか。

 

「思ってたなら、持って来いよ」ってみんな思いますよw

これが『悩んでるだけの無能』の証明。

 

こういうときはせめて、黙ってた方が得です。

 

童話『アリとキリギリス』

何度も書きますが

『悪いことを「思い付く」こと自体』は才能の一つなんですよ!

 

『あなたが体験していないことでも、考えつく』という

『想像力』の幅が広いということなんですから。

 

『悪いことを思い付く』こと自体は、伸ばしましょう。

 

そこで止まるのではなく、

『対処』まで書いてしまうと

それは『ハザード対策』になるんです。

 

そして、『痛い目にあったから対処してる』の人も、

自分を褒めましょう。

 

痛い目にあっても、対処しない人のほうが多いんです。

だから、

一度痛い目にあったから、と、次から対処するのは

それは『危機意識が高い』という、これも『才能の一つ』なんです。

 

危機意識が高い人が、

地震のために、いろいろやっているのを

危機意識がない人が嘲笑することがあります。

 

2000年問題で食料危機が来るかも、と考えて

倉庫に食料を溜めていた人が

結局、なにもなかったからと言って笑い物になったのを

私は覚えています。

 

でも、その人は

次の危機も、次の危機も、ずっと『備え続け』て

結果的に危機が来たときに、生き残るんですよ。

 

蟻とキリギリスです。

 

キリギリスをバカだと、私は思いません。

キリギリスは好きなことをしてたんですから

太く短く幸せだったでしょう。

 

最後に『アリに助けを求める』から『みじめ』なだけで

『好きなことをしたなぁ、楽しかったなぁ』という夢を見ながら

眠ったまま凍死してたら

普通に幸せな一生だったと思います。

 

 

『対処をする』までするのが大事。

ただ、悩んでいるだけだと

お荷物で、邪魔で、うるさくて、近寄りたくない人

となってしまいますが

 

『対処を出す』ことまですれば

「これが心配なんだけど、どうしたらいいと思う?」と

助言を求められる人になります。

 

『悪いことを思い付く』のは一緒なんですよ?

一緒なんですが

  • 悩みで止まる。
  • 対処まで出す。

 

この二つの違いで、

  • バカ
  • 賢者

に分かれるんです。

 

『バカと賢者の差』って本当に、これだけなんですよ。

 

  • 想定を思い付かない愚者。
  • 想定を思い付くけど、そこで悩む愚者。
  • 想定を思い付いて、対処を練る賢者

 

 

『どうせ思い付く』のですから

賢者になりましょう!

 

 

 

『悪い想定』を思い付くあなたには『リーダーの素質』があるんですよ!

 

まとめ。

悩んだら、紙に書くか、人に言ってしまう。

 

『どうしよう!』ではなく

『どうする?』と自分に問いかける。

 

そして、

『どうする?』に自分で答える。

 

『今すぐできる』ところまで疑問に答え続ける。

手順を紙に書き直す。

 

  • Aになったら、これをする
  • Bになったら、これをする

と準備する。

 

『悪い想定』が実現しなかったときは

『想定しても無駄だったな』と落ち込むのではなく

『悪いことがおこらなくて良かった!』と単純に喜ぶ。

 

次も、悩んだらとにかく書く。

対策を練る。

 

何回もやったら

『悪いことっておこらないんだな』ってことで

悩まなくなるかもしれない。

 

最悪でも、

『対策はしてるから安心』と、心配することがなくなる。

 

『心配する』というのは『極度のストレス』になるので

『心配している状態』を

『悩む』ことで長引かせるのはやめたほうがいいです。

 

『悩んでストレスになる時間』ではなく

『対策を取る時間』に変換することで

  • あなたもストレスが軽減して助かる。
  • 周りの人も、あなたがイライラしないから助かる。
  • 悪いことがおこっても、対処してるから助かる。

 

みんな助かるんです。

 

あなたが『悩むだけ』だと迷惑なだけですが

『対処してる』人がいてくれる、というのは

みんな、安心なんですよ。

 

悩みを通り越して、

対処までして、安心しましょう!

 

エンジョイ! & サンキュー♪

 

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