GTDにおける『リソース』とは。

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『リソース』とは

『資産』って辞書で出てて、私もずっと曖昧だったんだけど

  • 気分で言うと『やる気』や『集中力』のこと。
  • お金で言うと『現金(借金も含む)』のこと。
  • 時間のこと。

つまりは『私が「使えるもの」』が『リソース』。

と、私は解釈している。

 

部屋の掃除をするために必要なリソース。

  • 掃除を始めるためのやるき。
  • 掃除に必要な時間。
  • 掃除を続けるための集中力。
  • 掃除に必要な道具。

これらが整って始めて、掃除を開始して、続けられる。

そして

  • 掃除に必要な時間。
  • 掃除を続けるための集中力。

どちらかの『リソース』がなくなるから、続けられなくなる。

 

これが、『橋を作る』とかになると、とたんに大がかりになる。

橋を作るためのリソース。

  • 時間
  • 資金
  • 技術者。
  • 利便性

 

  • 時間
    • 起案
    • 根回し
    • 審査
    • 工期
    • 定期点検
    • など
  • 資金
  • 技術者
    • 全体統括(ディレクター)
    • デザイン
    • 工事監督
    • 工事作業者
    • 総務
    • 人事
    • など
  • 利便性
    • 工事区間が使用禁止になる
    • など

こういう『リソース(資産)』を使う。

 

パソコン作業の場合のリソース。

パソコン作業の場合は、体の殆どが動いていないので

リソースもミニマム(最小限)になる。

 

  • 脳を使う時間。
  • 手を使う時間。
  • 確認する時間。

脳を使いながら、手は動かない。

 

  • 考える
  • 作業する。

これは同時にできないのね。

 

物凄い作業が早い人は

『考えて作業する』がコンマ何秒かで切り替えしてるから早い。

 

『切り替えが早い』ってのは、わかるよね?

脳のレベルが高いんだよ。

 

 

料理してる人でも、道具をいくつか使うよね?

カレーを作るときでも

  1. 材料を洗う
  2. ピーラーで皮をむく。
  3. 包丁で切る。
  4. 煮る。

なれた人ならこれをスムーズにするけど

なれてなかったら

  • 材料どうやって洗うの?
  • 皮をむくのは包丁でするの?
  • どうやって切ったらいいの?
  • 煮るのにどの鍋使ったらいいの?

ってなるわけ。

 

『最初は考えてる時間の方が長い』んだよ。

 

パソコン作業もそうなの。

 

パソコンを前にして、手が動いてない時間の方が長いの。

それはなんでもそうなの。

 

その時に、『脳内で考える』じゃなくて

こんなふうに『テキストを書く』ことをすると

『堂々巡りをしにくくなる』のね。

 

  1. 考える。
  2. 脳内でテキスト化する。
  3. 指でキーボードを打鍵する。
  4. 打鍵された文字を確認する。

 

  • 『考える』ことで『脳で思考する力』を使い
  • 『打鍵する』ことで『指の運動能力』を使うわけ。

このどちらもが『リソース』なのね。

『あなたが使えるモノ』だから。

 

なぜ『リソース』と言う言葉を使うのか。

『リソース』って、『知らない人』からすると

なんのこと?

ってなるんだけど

これだけの定義を前提にすると

『リソース』って凄い『使いやすい言葉』なんだよ。

 

『脳作業』とか『タイプする能力』とかじゃなく

ひっくるめて『リソース』っていえるから。

 

日本語で言うと

  • 『どうもどうも』
  • 『よろしくお願いします』

みたいな言葉w

 

『よろしくお願いします』ほど、多用途に渡るテキストないよね?

『リソース』ってそれと同じぐらい、『使い回しのしやすい言葉』なんだ。

 

  • 貯金の話をしていれば、『リソース(現金)』だし
  • 投資の話をしていれば、『リソース(現金、現金以外の財産(土地、建物、金融商品))』だし
  • 不動産の話をしていれば『リソース(土地と現金)』だし
  • GTDで使ったら『リソース(時間と集中力)』だし
  • 土木で使ったら『リソース(人件費、材料費、工期)』だし

もちろん、その時々で他の意味を含むこともある。

『時価』みたいなもの。

 

これを、『その時々で言い換える』のが面倒臭いんだよね。

『リソース』一つで、複数の言葉を含有できるから。

 

しかも『業界人』じゃないと『わからない』から

ド素人をシャットアウトできるんだよ。

 

だから、『にわか』ほど使いたがる。

ただ、説明になれていない超一流の人も使う。

 

説明になれてたら、『リソース』って使った後で

『この場合のリソースは』って詳細説明してくれる。

 

逆に、『リソース』って使う場合は

『リソースの定義』をしないと、食い違いも発生する。

 

まとめ

セミナーの最初でリソースって言われて、説明がなくて

リソースの意味がわからなかったら

そのあと、殆ど意味不明になるw

 

多人数を相手に『リソース』を使う場合は

前提条件として、定義してほしい、と私は思う。

 

 

GTDにおける『リソース』とは。

でした。

 

エンジョイ! & サンキュー♪

【この記事を書いた日 2018/11/25 9:57 】

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