遅れてくる人を待つのは裏切り。

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何回かセミナーに行ってると

参加者を待つ講師さんというのがいらっしゃる。

 

それは、裏切り行為であると、早く気付いてほしい。

 

時間を守っている人を無視している。

参加者全員が揃ってから始めたいのはわかる。

 

でも、遅刻者を待って、その五分でも雑談をする、ということは

すでにそこに『時間を守って』来ている30人の五分。

つまりは、150分を、一人の遅刻者の五分のために無駄にしている。

 

簡単な算数だよね?

 

 

時間を守って参加している私達への裏切り行為である。

と、私は考える。

 

9時開始だけど、雪とか大規模な電車の事故とかで

参加者の過半数がきていてかったとしても

一人でも来てるなら、その人のためにセミナーを開始するべきだと思う。

 

 

メインは誰なのか?

二人で旅行に行って、一人が遅れてきた場合

待つか待たないかは先に来た人の裁量だろうけど

三人で行く時に、一人が遅れたのなら、行かないと!

 

高校のときに漫研にいた。

クラブの活動として、

毎月ナニカの絵をかいて品評し合おうって話になったとき。

副部長が反対した。

 

理由は

「幽霊部員のAが絶対提出しない」

というもの。

 

 

なぜ、うまくなりたいコじゃなく

幽霊部員に焦点を合わせて、本丸の計画を決めるのか?

当時は不思議で仕方なかった。

 

今思えば、副部長がしたくなかったんだろうな。

 

結果的に、毎月ナニカする、というのは

数カ月後に開始したけど

その話し合いは、副部長がいないときに行われた。

 

部長が、副部長がいると話が始まらないと思ったらしい。

その時点で副部長解任してほしいと思ったけど

その頃は先生が役職を決めていたし、他に誰もなりたくないから

やめさせろとは誰も言わなかった。

 

私はいくつか部活を掛け持ちしていたので、

どこかで役員になるつもりなかったから

静観してた。

 

あの時に学んだんだ。

口出ししたければ役員になれ。

ということを。

 

それにしても『幽霊部員がしないからしない』というのは

下の下の言い訳だ。

当時は、すごく腹が立ったことを今でも覚えてる。

 

『したい人』をメインに話をしよう。

そんな人が役員にいるべきではない。

 

けど、そういう『役員』が世間には多いんだなというのは

最近のごたごたでよく分かる。

 

「『参加者』じゃなく『役員が大事』な役員」が目立っちゃうのは

「まじめにやってる役員さん」にはつらいことだろうね。

 

まとめ。

『誰のため』に『それ』をしようとしているのか?

 

こういうときは、民主主義じゃなく、シンプルな多数決でいいと思う。

 

もちろん、私が遅刻したときも、先に始めてくれてないと困る。

私の為に30人を待たせてたら、恐縮する所じゃない。

 

 

最大多数の最大幸福。

でいいと思うんだ。

 

民主主義は、『少数派も尊重する』のが思想の一つ。

 

最近の民主主義が駄目になったのは

『少数派の意見を通す』で、多数決すらできてないからだと思う。

 

 

【この記事を書いた日 2018/10/09 10:58 】

 

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