『正答』なんて、そもそも人生にはない理由。

『正答』なんて、そもそも人生にはない理由。GTD~タスク管理、時間管理
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『正答』を欲しがる人が多いです。

 

ナニカをするときに、

先にハウツーを調べるような完璧主義の人が陥る

『正答がほしい』という『罠』。

 

結論から言うと

あなたの人生において

ペーパーテストの回答以外に『正答』なんてものは、ないです。

 

『正答』は『あなたに対して』の『正答』ではない。

セミナーに参加して、

講師の言う『正答』は

『その講師が実行して成功したこと』であることが多く

それは『その講師と同じ考え方の人』しか

成功しないのです。

 

『成功体験』ってそういうものなんですよ。

 

『成功体験』は『稼ぐ』だけのことではない。

あなたが肌荒れしている場合、

友人の肌荒れが治った化粧品で治る確率がどれだけありますか?

 

友人とあなたの肌は質が違うのに。

 

せめて『あなたと同じ肌質の人』の

『肌荒れが治った化粧品』でないと

意味ないですよね。

 

一番良いのはもちろん、皮膚科にいくことです。

専門家が、『荒れの原因』を特定してくれます。

 

大体の『肌荒れ』は

『アレルギー』か『食生活が悪い』かどちらかでしょう。

 

『ダイエット方法』も同じことです。

 

誰かが成功したからといって、

あなたが成功するわけではないのです。

 

パンやラーメンや白ご飯が大好きなのに

糖質制限でダイエットをしたら地獄ですし

99%失敗します。

 

『あなたにあった方法』を使わないと

何事も、成功しないんですね。

 

そして、『あなたにあった方法』を知るためには

『数打てば当たる』しかないのです。

 

『数打てば当たる』が唯一の万人向け成功法則。

あなたが織田信長と同じ時代に

似たような立場の人間として生まれて

織田信長と同じことをしたら成功できるでしょうか?

 

『織田信長に生まれた』のならできるでしょう。

でも、武田信玄に生まれたらできますか?

豊臣秀吉として生まれたらできますか?

 

『織田信長の成功体験』は『織田信長だから』できたことですよね?

 

だから『成功体験』というのは

『「あなたふう」にアレンジ』する必要があるのです。

 

こういうときに信長はこう決断していたから

『90%ぐらい似たような状況』なので、そうしてみよう。

 

でも、残りの10%の要因によって

似た結果にはならないかもしれない。

 

『あなたにとって、ナニが成功するのか?』は

『あなたがやってみる』ことでしか

『確認できない』のです。

 

子供のうちにいろんなことに手を出して

『自分を知る』ことが必要なんですね。

 

大人になってからやると、

失敗したときの痛手が大きくなるのです。

 

つまりは、『苦労は買ってでもしろ』ということなんです。

 

手当たり次第に『撃ってみる』ことをして

その結果発生した『苦労』を『解決』していけば

あなたの『人生経験値』は『バク上がり』します。

 

最初から『農業をしよう!』と意気込む。

それも一つの方法。

 

適当に種を100種類買ってきて

『手持ちの土地』にばらっとまいてみて

素早く成長したものだけ注視。

 

そのまま成長して結実するなら

その種だけをそこにばらっと巻けばいい。

 

雑草とか抜かない土地で結実する種なら

なんの手間もなく育つのです。

 

それが『数打てば当たる』の法則。

 

そのかわり『100種以上撒く』必要は、あります。

 

100種まいて、一種があたる。

つまりは、99種は失敗になります。

 

普通は『一種類ずつ植える』から

3種ぐらい失敗したら、四種目を試しません。

 

『最初から100種やる』と決めるんです。

 

そうすると、三回や四回で成功しないのは『当然』なので

5回目、六回目、二十回目、50回目を試せます。

 

『一発でできる』と思ってるから

三回失敗すると続かないのです。

 

『数をこなした』から成功するのです。

 

そして『数をこなした』からこそ分かる。

  1. 『この系が私は簡単にできる』ということがわかり
  2. 『この系』に集中することで
  3. 継続が簡単になるから
  4. 数をこなすことが簡単にできて
  5. 経験値がバク上がりするのです。

 

『目についたものを全部やってみる』ことが重要。

 

三日坊主を100種類やってみましょう。

そのうち一つか二つぐらい、『長続きするもの』が出ます。

それが『あなたの才能』が高いものです。

 

『あなたのしたいこと』が『困難』な場合

それは『あなたの才能がそこに向いていない』ということです。

 

『そこで死ぬまで努力する』か

才能を見付けるために『三日坊主を100種類やる』か

決めないと、人生がだらだらと無駄に過ぎていくのです。

 

『あなたの人生』で『成功したい』のか、決める。

『成功したい』と考えている人って『案外少ない』んですよ。

殆どの人は『ほどほどならいい』と思っているのですから。

 

程々でよいのなら『昨日と同じことを今日もする』ので良いのです。

 

『成功したい』のなら

『昨日は成功していない』のですから

『昨日と同じこと』をしていては『成功しない』のです。

 

『昨日』は『成功していない』から

『成功したい』と『今日』『思う』のです。

 

だから『成功したい』のなら

『昨日とは違うこと』をしないと行けないのですね。

 

『昨日と違うこと』をすることは大変なことです。

だって『継続できない』のですから。

 

『成功するまで』『違うこと』を『し続ける』。

それが『成功する』ということです。

 

天才は、『したことが成功する』ので

『成功したい』と思わないですね。

 

だって『成功しちゃってる』から。

 

それが『ラクラクできている』から

『簡単でしょ?』と

モーツアルトのように軽々しく言って

敵を作ってしまうこともある。

 

『天才』ってそういうものなんです。

 

だから『成功したい』と『思っている』あなたは

現状では『天才ではない』のです。

 

『天才ではない』のなら『秀才になるしかない』のです。

『秀才になる』なら『努力』しかないんですね。

 

そして、その努力にも二種類あります。

 

  • 『自分が天才になれる分野を探す努力』
  • 『今いる分野で秀才になる努力』

このどちらかです。

 

  • 『自分が天才になれる分野を探す努力』
    • 見付けたジャンルを次から次に実行していく。
      • 三日坊主を100回やる。
  • 『今いる分野で秀才になる努力』
    • 『この分野』でできる『色々なこと』を端から実行していく。
      • 研究者になる。

 

とにかく『数を撃つ』必要があるのです。

 

『一発で当てたい』のは誰も一緒。

あなたも『一発で当てたい』でしょう?

でも『当たったことがありました』か?

 

『当たったことがない』から

『一発で当てたい』と『思う』のですよね?

 

『今まで一度も』『当てたことがない』のでしょう?

 

なら、『今後も』『一発ではあたらない』のです。

 

『今後も成功しない』と言っているのではないのです。

『一回では成功しない』と言っているだけなのです。

 

『一発で当てた』のにそれを無視していませんか?

『成功してる』のに『無視する』ことが、往々にしてあります。

 

私の女友達の例です。

『ニベア』が自分の肌にはとてもあうことを知っている。

でも使わない。

なぜなら、『女心としてニベアを使っているのが寂しい』。

だから、高級な化粧水を使って、ニベアより荒れている。

 

私にはとても考えられない考え方です。

 

もう一つは大昔にネットで読んだものなので

本当かウソかはわかりませんが。

 

息子のアトピーを改善できるのは

『A者の靴用石鹸』だとわかっている。

これを使っている間はアトピーが一切出なかった。

でも、『靴用』を息子に使わせるのが心苦しくて

アトピー用の石鹸を使って、

今も息子はアトピーで苦しんでいる。

 

息子さんかわいそう!!!

 

この二つ『成功』してるんですよ。

  • ニベアが一番肌にあう。
  • 靴用石鹸だとアトピーが一切でない。

それがわかっていてなお、『それを使わない』。

それも『感情的な理由で』。

 

こういう判断をする人もいるんです。

 

あなたも『成功してる』のに

『無視している』ことってないですか?

 

Aの仕事の方が『好き』だから軽々できるけど

給料が少ないから

Bの仕事を無理やりやって毎日疲労困憊している。

 

こういうこと、ないですか?

 

『好き』だから『軽々できる』なら

数を重ねることで『できることが増える』ので

確実に『成果が増える』んですよ。

 

大体の大卒の人が

『自分にできること』ではなく

『一流企業』を目指すのが、この典型例です。

 

そして、一流企業を落ちまくって、でも

一流企業に入りたいから

面接を受けている間、

『仕方なく』コンビニでバイトしている、とか。

 

人生が勿体ないでしょう。

 

大学でサークルに入っていたなら

それは『あなたの好きなこと』である確率は高いのですから

そのサークルでやっていたことの延長線上で稼げること。

それを探した方が、『ラクラク成功できる』のですよ。

 

コンパばっかりやってたなら、

幹事を仕事にできる所にいけばいいでしょう。

 

コンパに参加しているだけだったのでしたら

パーティー系の仕事につけば

『こういうパーティーに参加したい』と分かるのですから

事務職よりは適職でしょう。

 

『一流にならないと食べていけない』と思うのが間違い。

『三流でも食べていける』のです。

 

『上位20%』に入れば『食べて』いける。

そのジャンルで、上位20%に入れば

『生活するだけの収入』は得られます。

 

たとえば『売れない芸人』と言われながらも

月に数回テレビに出るだけで

生活できていますよね。

 

『売れない人』でも『食べていける』のです。

 

もちろん『一流になりたい』のは当然です。

でも、『三流でも食べていける』のです。

 

『三流』の下限が、

『そのジャンルの20%』ですね。

 

『パレートの法則』というものです。

上位2割が、下衣八割の収入を上回る。

 

一万人、そのジャンルに人がいたら

上位200人。

 

一千万人いたら、20万人が上位二割。

 

その『ジャンルにいる人』というのは『アマチュアを含む』のです。

 

『絵はがき』を書いている人って何十万人いると思いますか?

10万人いるとしたら、2000人が、食べていけるのです。

絵はがきで。

 

『食べていくにはブラックでも仕方ない』のなら

『好きな職業でぎりぎり食べられる三流』になったほうが

良くないですか?

 

ブラックで一日12時間働くのと

好きなことを12時間作業するの、

疲労度合いはどうみても違いますよね?

 

『あなたの好きなこと』に才能があるかないかはまた別の問題ですが

『好き』なら『才能は開花しやすい』のです。

 

なぜなら『継続がたやすい』から。

 

なにごとも『継続する』ことが大事なのはわかりますよね?

初めてしたことで12万円収入があった!

でも、翌月も継続しなければ、ゼロでしょう?

 

二カ月続けて12万円ぐらいの収入になった。

それが三カ月続いたのでもっと続けた。

半年たっても12万円ぐらい収入が『続く』のなら

それは、『今後も続く可能性が高い』のです。

 

それなら、会社を辞めて『それに専念』すれば

『時間を全部』『それに使える』から

成果は大きくなって、収入も大きくなるでしょう。

 

そういう『簡単にできる』ことを無視していませんか?

 

『簡単にできる』ことは『稼げない』からといって

『稼げるだろう』ことに注目して

疲労困憊していませんか?

 

疲労困憊して稼いで、満足でしたらそれで良いのですが

収入が半分になったとしても

ラクラクできる方が良い、と考えることはできませんか?

 

ね?

 

『正答』って人によって違うんです。

 

『あなたに対しての正答』だけがあなたにとって意味がある。

誰かが成功しても、あなたがそれを再現できなければ成功しないし

すでに『一人が成功している』ことの二番煎じで

本当に『成功』と言えるのか?

 

『正答』を知っているのにしない場合がある。

農業において、トマトを育てるなら、

こういう方法があります。

 

だから、それを使うと良い収穫になりやすい。

 

こういう『テンプレート』な『成功体験』はどこにでもあります。

それを、あなたは『遵守』しますか?

 

料理のレシピ集を買ってきたときに

レシピには塩を10グラムと書いてあるのに

「うちはからいの苦手だから、砂糖を入れてみよう」とか

思って、実行してしまうことはないですか?

 

それで、おいしくなくて『このレシピは詐欺だ!』とか

思ってませんか?

 

飯まずの人ってこういう考え方が多いようです。

 

『成功ハウツー』を『実行する』ためにも

『努力』は必要なんですよ。

 

『書いてある通りに実行する』という『努力』が。

 

料理レシピは『数字通りに調理する』ことで

ほぼ似た味を作ることができるのです。

 

そこに『創意工夫』は必要ありません。

 

そういことを『間違いなく実行し続ける』ことで

『あなたの中にレシピが蓄積される』から

『オリジナル調理方法を思いつく』のです。

 

『基礎』というのは何事においても必要なんです。

『基礎』を無視して『成功できる』のは天才だけなんですね。

 

でも、『天才』は『できてしまう』から

『やりかたを検索』なんてしないんです。

 

ヒトサマのレシピを『購入しよう』『参考にしよう』

そう思った時点で、あなたは『調理においての天才ではない』のです。

 

天才ではないのなら、秀才になるための努力は必要なのです。

だから、『数を撃つ』必要があるのですね。

 

まとめ。

『数を撃つ』のが、『成功する』ための、

殆どの人にとっての『正答』なんです。

でも、しない。

 

なぜなら『面倒臭い』から。

 

『数を打つのが面倒臭い』から

『誰かの成功ハウツー』を真似する。

それが成功しないから、また別の人の真似をする。

 

結局は『数を撃っている』のです。

 

必要なのは『誰かの成功ハウツー』ではなく

『あなたが成功するハウツー』なので、

『あなたが好きなことを追及していくしかない』のですね。

 

以下、『正答』を求めるあなたへの参考記事です。

 

 

自分で実験して正答を見付けた話。

 

『一般的には』が知りたいなら

DAIGO君の『Dラボ』を有料で聞くといい。

 

あらゆる研究論文から『一般的成功統計』を出して

それを『どう使うか』を解説してくれているから。

 

私は、そういうのを踏まえて、

↓ この記事のように

 

『一般的ではない部分』のために

自分で人体実験して

『自分の正答』を見付けている。

 

『あなたに当てはまる正答』は『あなたが見付けるしかない』。

それには『数を撃つ』のが『急がば回れ』ですよ。

 

そういうお話でした。

 

【この記事を書いた日 2022/08/23  9:07 】

 

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