『天気悪い』の罠。

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朝、晴れ以外だと『天気悪いなぁ』と思うことありませんか?

 

「今日も天気悪いなぁ、うざい」

みたいなことを呟きませんか?

 

雨だとつらいですよね。

自転車でいけないから、速く出ないといけないし

濡れるし、化粧崩れるし、髪もべしゃべしゃになるし、憂鬱ですよね。

 

でもね、『雨』は無いと困るんです。

 

『天気』に『良い』も『悪い』もない。

『天気』というのは『天候』であり

晴れたり曇ったり、雨だったり、雹だったり、雪だったりする。

会社勤めとか、外勤務とか

『雨』だと手間が増える人が『雨』だと『うざい』のは当然。

 

けれどそこで、『悪い天気』と言ってしまうのは

あまりにも主観過ぎ。

 

もちろん『自分の感想』なんだから主観でいいけれど

それで『今日も天気悪いなぁ』と『口にした』ら

『今日は悪い日』で『確定』してしまう。

 

これを私は『マイナス魔法をかける』ことだと考えてる。

 

人間は魔法を掛けられる。

いっきに記事がうさん臭くなったね!w

 

『魔法』ってハリーポッターみたいなんじゃなく

『自己暗示』の部類ね。

 

まぁ、『自己暗示』も否定する人はいるから

うさんくさいことに変わりはないけど。

『自己暗示』はうまく使うとあなた自身が楽になるんだよ。

 

ネガティブな人は、自分に『マイナス魔法』をかけてる。

「雨降ってる! 朝から最悪!」

という言葉は、『マイナス魔法』。

 

雨も大事。

雨が無いと作物は育たない。

作物に必要な量の水を人の手でやり続けるのは大変なこと。

 

『天気悪い』というのはあなたの主観でしかないのに

その『主観』でわざわざ『一日を悪いもの』にしてしまっている。

 

庭に植物があるとよく分かる。

庭に植木鉢の植物が山ほどあると、

『水やり』が毎日の『一仕事』になる。

 

うちは母が100個ぐらいの植木鉢を庭に置いているために

ジャングルだ。

 

ガーデニング、ではなく

植木鉢がたくさんあるだけ。

人間様の見た目でいうと『綺麗』ではない。

 

ただ、夏は超涼しい。

『緑のカーテン』と言う前から、緑!w

他の家より三度ほど涼しいw

その分、蚊も多いけど、蚊を食べに蜻蛉も山ほど来る。

 

いつもは私もその苦労に気づかないけれど、母が旅行に行くと

「水やってね」と言われるので、その苦労を私も知っている。

 

植木鉢が50個だろうが100個だろうが

水やりは10分ほどかかる。

 

私は植物が好きではないので、

実質的に、凄く苦痛w

 

雨が降ると『水やりをしなくてよい』ので

私は素直に『嬉しい』。

 

そして母も昔から

「雨や! 今日は水やりせんでええ! ラッキー、早よ出なあかんけど」

と、合羽を着て、自転車で仕事に行った。

(大阪は、雨の日でも自転車で通勤する人が多い)

 

つまり、私の母は『雨が降る』と『ラッキー』と言う人だった。

『天気が悪い』というのは主観。

『天気悪いですね』と、昔は天気予報でも言っていた。

でも、農家の人から苦情が出て『雨です』に変わったと聞いた。

 

『雨』は決して、世界的に見て『悪い天気』ではない、ということ。

 

『雨が悪い天気』なのは、たんにあなたの主観だということ。

夏の雨は『これで涼しくなる……』と喜ぶ人も多い。

 

他人を変えるのは難しいけれど

自分を変えるのはそれよりは簡単。

 

雨で外出や外仕事が大変なのはわかる。

手間だし、濡れるし、風邪を引く可能性もあるし

実際に、うざい。

 

けど『悪い天気』と言って、あなたになんの得があるだろうか?

 

自分の得にならないことはしない。

『自分の得にならないこと』はしない。

 

こういうと、『利益優先』だ『人間味がない』だ言う人がいる。

 

そういう人こそ、『自分の得』を金銭でしか考えないのだろうと私は思う。

 

『自分の得』を考えてみてほしい。

 

私は何度も、駅の階段とかで、

大きな荷物を持ち上げようとしたときに

男の人に助けてもらったことがある。

お礼さえ言わしてくれず、たたーっ! と

駆け去ってしまわれる。

 

本当にありがたい!

ありがとうございます。

あなたに私はいつも助けられました!

ありがとうございます。

 

腕力100の男の人には簡単なことでも

腕力20の私には凄く大変なことって山ほどある。

だから、私が持ち上げるほど、

その男の人には重労働ではないのもわかる。

でも、私には大変なんだよ!

一日の体力が、その階段で一割なくなるw

本当にありがたい!

 

あの人たちは、私の荷物を持ち上げて『なんの得』があっただろう?

 

彼らにとっては

「重たいもの持ち上げようとして苦労してるな。

俺なら簡単なのに、すごい大変そうだな」

『思いながら通りすぎる』ことが苦痛だったんだ。

 

そこで、無視して通りすぎるより

パッと自分で手伝って上がってしまうほうが

簡単だったんだ。

 

わざわざ体力を使う方が

彼らにとっては簡単だったんだ。

 

『あの時、手伝っていれば……』と

そういう人は一日後悔するんだろう。

『後悔する方がいや』だったんだ。

 

私としては、『助けてもらえる』なんて

微塵にも思っちゃいないから

『あの男の人、助けてくれなくて酷い!』なんて

思わないのに。

 

それでも、手伝ってくれる人、っているんだよ。

 

『金銭的利益』だけじゃないんだ。

 

『後悔しないですむ』ってことは

十分『利益』なんだよ。

 

電車やバスで『席を譲る』のもそう。

別に席を替わったからって、お金がもらえるわけではないよね?

でも

  • 『おばあちゃん立ってるの大変そう』
  • 『妊婦さん、座らせて上げたい』

そう『あなたが思う』から、『替わってあげたい』と思うんじゃない?

 

『主観』っていうのはそう言うことなんだ。

 

雨や曇りを『天気が悪い』って言うのも

たんに『あなたの主観』なんだよ。

 

雨が降ることで得する人を想像する。

雨が降ると大変。

 

濡れるし、すべるし、カッパ着なきゃいけないし!

いつもなら自転車なのに、雨だと歩いていかなきゃいけないから

朝の予定が全部変わる!

ウザイ!

 

それはわかる。

 

わかるけど、『天気悪いからうざい』と思い続けた

その日一日、損するのはあなたなんだ。

 

雨音で起きてしまって

「うわ、雨振ってる! 最悪!」

とでも呟こうものなら

『最悪』なのは『あなたの一日』になっちゃうんだよ。

 

『天気が悪い』ことで損するのはあなたなんだ。

せめて、『口に出す』ことはやめよう。

 

  • 空梅雨に雨が降ったら、農家の人たちは喜んでるよ。
  • 雨特典をつけてるお店も喜んでるよ。

 

「雨だからあそこの店が安いな! ラッキー!」

 

そう思うと、雨も『少しはマシ』になる。

 

作業的にあなたに手間が増えるのは私も分かってる。

けれど、だからこそ、言う。

 

すでに増える手間に、『雨だ! 最悪!』という

『あなたの言葉』が、さらに地獄を上乗せさせてることに気づきましょう。

 

『雨で得になる人』を思いつかなかったら

「雨だ! 晶山嵐の母親が喜んでるな♪」

と思ってみてw

 

「ここ大阪じゃないから、今大阪雨降ってないから

晶山嵐の母親は今喜んでない」

とか、そういうのはどうでもいいからw

 

植木に水をやってる人は、けっこう喜んでるから。

あなたの家のまわりには、植木鉢に水をやらなくて済むから喜んでる人、けっこういるから!

 

この記事を読んだあなたは今日から

町のあちこちで、

少ないスペースに鉢植えを置いている家が目につくようになるよ。

 

よっぽど植物が好きでない限り、

目に入ってなかったり

「公共の道路に植木鉢という私物を置くなよ」

とかイライラしていたかもしれないけど

(私も、ものすごくはみ出してるのは気になる)

その『小さな緑』で『幸せを感じている』人

たくさんいるんだよ。

 

その『小さな幸せ』を愛している人、が

たくさんいるんだよ。

 

あなたも『他人の植木鉢』で

『ちょっとした幸せ』を感じられるようになると

毎日が少し楽しくなるよ!

 

 

まとめ。

『良い天気』『悪い天気』というのはない。

 

『悪い天気』と言って

自分に『マイナス魔法』をかけるのはあなたの『自由』。

 

雨に対して『よい天気』とは思わなくていいけど

『最悪!』という『地獄の重ね塗り』はやめよう。

 

雨が降ると『晶山嵐の母親は喜んでる』よ♪

 

もちろん、台風とかの被害を望んでるわけじゃないよ。

長雨は『やんでください』と祈ろう。

祈るしかできないんだから。

 

【この記事を書いた日 2018/07/07 3:39 】

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