一人ですることが多すぎてあっぷあっぷしてる人へ。
最初、意味がわからなくても、
とにかく読み進めて。
最後まで読んだら、もう一度読んで。
どこが悪くて作業が進まないのかの
『分析力』と『組立力』が付く本。
基本的粗筋。
工場の生産が悪い理由を探ったら
『稼働率』『ボトルネック』という問題を見つけ
工員一丸となって、それを排除して
『新システム』を作ったけど
三カ月でそれが使い物にならなくなった!
『システム』は臨機応変に変えていかないといけないものだったのだ!
そういう話。
『システム』には必ず『ボトルネック』がある。
『ボトルネック』という『穴』がシステムには必ずあって
そこを攻略しないと、どうにもならない。
- 前提のキーワード。
- タスク
- 1動作で終わるもの。
- プロジェクト
- タスクの集まり。
- タスク
『掃除をする』という『プロジェクト』を作った場合。
- 掃除をする。(プロジェクト)
- 床のものを片づける(タスク)
- 棚を整理する(タスク)
- はたきをかける(タスク)
- 掃除機をかける。(タスク)
- 窓をふく(タスク)
こういう『タスク』と『プロジェクト』が成り立つ。
この時に『掃除をする』を『タスク』だと考えているから
いつまでたっても、掃除に『着手』ができない。
それも『ボトルネック』の一つだけど、
- 床のものを片づける(タスク)
このタスクをこなすには『片づける先の場所を確保する(格納先)』が必要になる。
つまりは、『タスクの見積もりが甘い』ということ。
『格納先』がなければ、右のものを左に置くしかないから
一向に片づかない。
この時の『ボトルネック』は
- 見積もりが甘い。
- 格納先を先に確保する。
この二つになる。
私は3Dでモデリングをして、アメリカの会社で
データ販売してもらっている。
私が3Dで作った『日本刀』です。
日本刀、歌仙兼定レプリカ。AW Katana KasenKanesada
DAZ3Dという、アメリカのデータ販売会社で、全世界に向けて販売しています。
3D用ペンネームは『天川和香 あまかわわか』です。
↑ この日本刀の『色替え』を作りたいけど一向に進まない。
その理由を突き詰めて突き詰めると
- AdobeCCの利用期限が過ぎている、ということ。
- 小説家なのに、Photoshopが必要か悩んでいるw
- 課金しないとPhotoshopが使えない。
- Photoshopがないと色替えテクスチャなんて作れない。
ここでつまっていた。
だから『色替えを作れなかった理由』は
気力とか、技術力とかではなく
『Photoshopを課金するかどうか迷っている』ということだったんだ。
『プロジェクト』は『色替え』だから
3Dソフトとか、気力とか、そこらへんで
『できない理由』を『探そうとする』けど
そもそも論として、そこ以外が原因だった。
こういうのって『ボトルネック』って考え方がないと
見付けにくいと思う。
私は一人作業なので、この本について
『ボトルネック』と『システム改変はターンが速い』しか
心に残らなかったけど
それだけでも読んで良かったと思う。
そして、いまだに、テキスト版は読んでない。
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