ザ・ゴール コミック版(1)【「できない」時に読む本】

GTD~タスク管理、時間管理
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一人ですることが多すぎてあっぷあっぷしてる人へ。


ザ・ゴール コミック版

最初、意味がわからなくても、
とにかく読み進めて。

最後まで読んだら、もう一度読んで。

どこが悪くて作業が進まないのか
『分析力』と『組立力』が付く本。

 

基本的粗筋。

工場の生産が悪い理由を探ったら

『稼働率』『ボトルネック』という問題を見つけ

工員一丸となって、それを排除して

『新システム』を作ったけど

三カ月でそれが使い物にならなくなった!

 

『システム』は臨機応変に変えていかないといけないものだったのだ!

 

そういう話。

『システム』には必ず『ボトルネック』がある。

『ボトルネック』という『穴』がシステムには必ずあって

そこを攻略しないと、どうにもならない。

 

  • 前提のキーワード。
    • タスク
      • 1動作で終わるもの。
    • プロジェクト
      • タスクの集まり。

【GTD】『タスク』とは?『プロジェクト』とは?

『掃除をする』という『プロジェクト』を作った場合。

  • 掃除をする。(プロジェクト)
    • 床のものを片づける(タスク)
    • 棚を整理する(タスク)
    • はたきをかける(タスク)
    • 掃除機をかける。(タスク)
    • 窓をふく(タスク)

こういう『タスク』と『プロジェクト』が成り立つ。

 

この時に『掃除をする』を『タスク』だと考えているから

いつまでたっても、掃除に『着手』ができない。

 

それも『ボトルネック』の一つだけど、

  • 床のものを片づける(タスク)

このタスクをこなすには『片づける先の場所を確保する(格納先)』が必要になる。

つまりは、『タスクの見積もりが甘い』ということ。

 

『格納先』がなければ、右のものを左に置くしかないから

一向に片づかない。

 

この時の『ボトルネック』は

  • 見積もりが甘い。
  • 格納先を先に確保する。

この二つになる。

 

私は3Dでモデリングをして、アメリカの会社で

データ販売してもらっている。

私が3Dで作った『日本刀』です。

画像

日本刀、歌仙兼定レプリカ。AW Katana KasenKanesada

DAZ3Dという、アメリカのデータ販売会社で、全世界に向けて販売しています。

3D用ペンネームは『天川和香 あまかわわか』です。

↑ この日本刀の『色替え』を作りたいけど一向に進まない。

 

その理由を突き詰めて突き詰めると

  1. AdobeCCの利用期限が過ぎている、ということ。
  2. 小説家なのに、Photoshopが必要か悩んでいるw
  3. 課金しないとPhotoshopが使えない。
  4. Photoshopがないと色替えテクスチャなんて作れない。

 

ここでつまっていた。

 

だから『色替えを作れなかった理由』は

気力とか、技術力とかではなく

『Photoshopを課金するかどうか迷っている』ということだったんだ。

 

『プロジェクト』は『色替え』だから

3Dソフトとか、気力とか、そこらへんで

『できない理由』を『探そうとする』けど

そもそも論として、そこ以外が原因だった。

 

こういうのって『ボトルネック』って考え方がないと

見付けにくいと思う。

 

私は一人作業なので、この本について

『ボトルネック』と『システム改変はターンが速い』しか

心に残らなかったけど

それだけでも読んで良かったと思う。

 

そして、いまだに、テキスト版は読んでない。


ザ・ゴール コミック版

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