珊瑚の不思議。
昔見た『理科の本』(教科書ではなく)で
『珊瑚礁ができる過程』が描かれてたんだ。
小学校二年生の時、
万博に遊びに行ったら路上で売ってた中古本w
200円だった。
父にねだって買ってもらったことをはっきり覚えている。
『科学の本』だったか、なんかその系のタイトルだった。
読みあさって、本がバラバラになったから、高校ぐらいのときに捨ててしまった。
でも、高校生ぐらいまでずっと読んでたんだ。
表紙がハードカバーの、400頁ぐらいある、小さな本。
珊瑚礁は、島を食いつぶす。
『珊瑚礁が島を食いつぶす』とは書いてなかったとは思うんだけど
『珊瑚礁が島を潰すんだな』と子供心に思ったから、覚えてたんだ。
これは、私が今調べて書いた箇条書き。
- 海底で島が盛り上がる。
- 島が海面に出る。
- 珊瑚礁ができる。
- 裾礁(きょしょう)
- 珊瑚礁が陸地にほぼ接している状態。
- 裾礁(きょしょう)
- 島が侵食されても、珊瑚礁が成長する。
- 堡礁(ほしょう)
- 島が沈んでいくけど、珊瑚礁は外側に成長していく。
- 堡礁(ほしょう)
- 島がなくなる。
- 珊瑚礁だけが残る。
- 環礁(かんしょう)
裾礁(沖縄 珊瑚礁が島にくっついてる)
堡礁(グレートバリアリーフ)島が殆どなくなってる。
環礁(島が完全になくなっている。島の部分が沈んでる)
↑ これは、珊瑚礁の部分に砂が集まって陸地みたいになってる。
これを、子供心に、『島が珊瑚に食べられた』と思ったんだねw
『珊瑚ができたら島が沈む』と思ってしまったんだ。
珊瑚ができたら島が沈む。
『珊瑚ができたら島が沈む』のではなく
島は、できたら沈むものなんだ。
海や風に侵食されて、どんどん削れていく。
だから人間は、護岸を作って土地を守る。
そういうことをしない砂浜だけの島、は結構簡単になくなる。
ツバルは沈んでいるのか?
『ツバルが温暖化で沈んでいる』
最近よく聞くようになったけど
島が侵食されて砂浜が削れているだけではないの?
何回聞いてもそう思う。
日本も温暖化で海が高くなって、砂浜がなくなっている。
たまに聞くフレーズ。
それは、ダムを作ったせいで、川に砂が流れなくなって
砂浜の砂が、侵食でなくなってるから。
- 山が削れて、
- 川に砂を流し
- 川が海に砂を運び
- 砂浜の砂は追加される。
だから、波が砂を取り去っているのに、
砂浜はずっとある。
川を膨大な量の砂が流れている。
それは、ダムが土砂で埋もれる、ことで証明されている。
大河で有名な中国の黄河も
土砂で随分埋もれることがあったそう。
ナイル川も『大河』だと思ってるけど、
歩いて渡れる場所もあるぐらい浅いところもあるらしい。
日本の川も、川浚い専用の船で川を深くしている所もある。
各国の大きな港も、土砂がたまるから掃除している。
家にも、掃除しても掃除しても、いつのまにか埃がたまるけど
地球にとっては、砂が埃みたいなもので
あちこちから降ってきてはたまって、流れていくものなんだ。
市町村や国が作ったダムは、国が整備できるけど
地方の工場が水力発電のためとかに作ったダムは
役所が文句を言えないので、どんどん埋まっている。
だから、水害は、ダムの上流で起きることが多くなってしまっている。
ダムを埋めるだけの砂が砂浜に流れなければ、
砂浜が消えるのは当然のこと。
世界有数の砂浜は、砂をあちこちから持ってきていることもある。
『砂浜が消える』のと
『海水上昇』はイコールにはできない。
珊瑚は『生き物』だから、
砂より『その場にい続ける努力』をするので
島が沈んでも残る。
だから、最終的にみんな、環礁になる。
まとめ。
- 島が水面に顔を出したから、
- 『浅瀬』ができて
- 珊瑚ができて
- 海草がいついて
- 魚が来る。
島が沈んでも、珊瑚は残るから
そこはずっと漁場になる。
山が削れて海が浅くなる。
地球は今も元気に生きていて
常に地表は変わり続ける。
もちろん、毒を流すのはいけないけれど
人間のすることで地球がどうのってのは無理なんじゃないかと思う。
温暖化は単に、氷河期が終わろうとしているだけ。
の説を私は信じてるw
【この記事を書いた日 2019/11/14 19:06 】
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