『役立たずすぎて恥ずかしい、くやしい』人に読んでほしい記事と動画。

ポジティブシンキング
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役立たず過ぎて自分がいやになる。

なんでこんなこともできないの? 簡単なことなのに!

私はよくそう思います。

 

あなたはこう思ったことはありませんか?

  • 役に立ちたい。
  • 素晴らしい人間だと見られたい。
  • 賢い人間だと思われたい。
  • 意味のある人間だと思われたい。

私はよく思います。

 

特に、『賢くなりたい』というのが、子供の頃からの切実な願いで

それは高卒で社会に出たことから、20年以上引きずるトラウマになってしまいました。

  • 大学に行きたかった。

と、25を越えるころから切実に思い始めたんです。

高校を卒業したころは、『早く現金収入が欲しかった』から就職を選んだのに。

その頃なら、親が大学費用を出してくれたのにw

 

そして、就職したのに、

同人誌で食べていくことを決めて、

三カ月で会社をやめました。

 

三カ月の研修の間に、外務員試験を取る勉強までさせてもらって

資格も一種二種取ったのに、何の相談もなく辞表を出したんです。

会社の人には本当にすいませんでした。

新人がやめると上司の管理不行き届きになるなんて考えてもみませんでした。

なんで引き止められるのかもわからなかった。

 

辞めたい人間なんて、いたって役に立たないよ?

 

会社がイヤだったのではなく、私は、自分の可能性に賭けただけなので

どの会社でもやめてたと思います。

 

  • 役に立ちたい。
  • 素晴らしい人間だと見られたい。
  • 賢い人間だと思われたい。
  • 意味のある人間だと思われたい。

そう思うのが『普通の人間』です。

あなたもそうですよね?

 

私の、ボランティア大好きの父も

「社会貢献できなくなったら死んでいい」と言っています。

何もそこまで他人の三下にならなくても……と私が思うほど

なんか、笑顔でパシリやってます。

 

『他人の役に立ってる』と『思える』ことが

父の生きるよすがのようです。

 

『役立たずなのがくやしい』と思うあなたが

「そうじゃない自分」を責めるのも、普通なんです。

 

私は前述のように、会社をやめて小説同人一本になったのに

イベントに参加できなくなったことがありました。

 

小説が書けなかったとか、

やっぱり就職したから書く時間がなくなったとか

そんなんじゃなかったんです。

 

  1. イベントの申込書を書いて
  2. 封筒に入れて
  3. 切手を貼ったのに
  4. それを『投函できなかった』からなんです。

それまで毎月のようにイベントに出ていたのに

一年近く参加できなくなりました。

 

ポストは家から歩いて10秒のところにありました。

鞄にはいつも申込書の封筒が入っていました。

『コンビニの帰りに投函しよう』と『思う』のに、

『いつも忘れて帰って来る』のです。

 

玄関にたどり着いたときに

『また忘れた!』と叫んで、ました。

 

 

その時は、

『これを投函するためだけに、30秒、ポストまで往復する』という

『考え』がなかったのですね。

 

というか、玄関に帰った瞬間に気づくなら、

10秒外に出て、投函しにいけよ、と今なら思います。

 

アメリカにいる友人に、はがきを送ろうと書いても

それが投函できないのです。

二年間、ずっと鞄にあったのです。

 

二年間、どこにいくにも持ち歩いているのに、

一度も投函できなかったのです。

 

↓こんな感じでした。

自分の性格を無理やり治した。 - ポジティブにGTD

 

そんな状態が一年近く続いたんでしょうか?

遠方の友人が『同人誌やめるの?』みたいな連絡をくれてようやく

『申込書を作っても、投函できない』ということを他人に告げられました。

 

その時、何を話したのかは不思議と覚えていません。

記憶が抜けてるんです。

 

その二年、ずっと、『投函できない手紙』が鞄の中にたまっていって

『なんでこんなことさえできないの?』と

ずっと、自分を責め続けていました。

 

『手紙を投函する』なんて簡単なことがデキナイ。

なんて欠陥人間なんだろう。

 

この時期の記憶は殆どありません。

多分、本当に、おかしかったんだろうと思います。

 

その友人が、イベントの申し込みをしてくれることになりました。

彼女がいなかったら、私は同人をやめていました。

感謝。

ひたすらに、感謝、です。

 

2012年ぐらいから、

『手紙を投函するためだけに家を出る』ことが

できるようになったので、こんなことで泣くことはなくなりました。

 

『あ! 投函するためだけに外出すればいいんだ!』

と、気づいたときのコトは覚えています。

 

その時、わずかにほろ酔いで

「そうだっ! 今、ポストまで手紙を出しに行こう!」

って『思った』んですよね。

 

そして、

  • ぱっと着替えて
  • ぱっと家を出て
  • ぱっと投函して
  • ぱっと帰って来たんです。

 

『手紙を投函するって、なんて簡単!』

って、思いました。

 

なんでこんなことで、私は二年も悩んでたんだろう?

って、本当に思いました。

 

二年じゃないよ?

友人が申し込み代行してくれてから、

さらに4年ぐらい経ってました。

その四年の間も、『手紙が投函できない』のは続いてたんです。

 

『やってみたら簡単』だったんです。

 

『投函するために外出する』

ソレだけの話だったんです。

 

でも、それが六年間できなかったんですよ!

その間に、200冊以上本を出していたのに!

 

  • 小説は書けてる。
  • 本も出せてる。
  • 本も売れてる。
  • 生活はできてる。
  • できないのは『投函することだけ』。
  • それ以外はできてる! できてるんだ!

そう、自分に言い聞かせてその六年生きていました。

ですが、ふと『黒い私』が出てくるんです。

 

『「手紙の投函もできない」やつが威張るなよ』って。

私の中の私が、私をあざ笑うんです。

ずっと、六年間、そのことで

『勝手に苦しんでた』のです。

 

今でも、この時のことを思い出すと、何度でも泣いてしまいます。

365日、六年以上、このことで、自分を責め続けてたんです。

 

解決方法は簡単でした。

たかが三十秒足らずの

『投函するために外出する』ということで、

消えて失せました。

解決したんです。

 

世界って、思ったより単純で、簡単にできてるんだなぁ……

って、思いました。

 

目の前から、暗雲が晴れたようでした。

 

食後の薬を呑めない! 忘れる!

じゃなく、忘れたと思ったときにナニカを食べて呑む。

今はそうしているので、呑み忘れは圧倒的に減りました。

 

というか、忘れたと思った時点で食べるから、

太りましたけどw

薬はちゃんと呑んでいます。

 

 

今は、『できる』ようになったから、わかります。

『できない』のは『やろうとしていなかったから』だと。

 

そう言うと、絶対反論します。

過去の私が反論します。

 

やろうとしてたよ。

ちゃんと手紙を持って出てたんだよ。

家を出るときは『今日こそは投函するぞ!』って思ってるんだから!

そして、投函できなくて、夜にまた思い出すんだから。

一日に二回は『投函する』って思ってるんだよ!

 

と、泣き叫びます。

 

そこで泣くぐらいいやなら、

夜中でも、パジャマのままでもいいから、

片道十秒のポストまで、投函しに家を出ろ。

 

今の私なら、そう言えます。

 

でも、『あの時』はできなかったんです。

 

できる今だから、わかります。

『まだ、やりたい気持ちが足りなかった』と。

 

その『足りなかった』というのは

『熱意が足りない』とか『やる気がない』とかではなく

『やるために、他の方法を考えなかった』ということです。

 

『外に出るときに、ついでに投函する』ことしか

考えてなかったんですよね。

そして、それしかしなかったんです。

 

今の私なら、二回してだめなら、別の方法を考えます

 

二回してできなかったら、別の方法を考えて、それを実行します。

 

だから、何度も書いているように

『ついでに投函する』のではなく

『投函するために家を出る』ことをすれば

出せたんですよね。

 

でも、それを思い付かなかったんです。

 

『これでやる』と決めたら、その方法を動かせなかったのか

当時の心情を『泣くほどイヤだった』以外

思い出せないのでわかりませんが

『他の方法を考える』という『考え方』がなかったんです。

 

それを『理解できるようになった今』↓この動画を見ました。

役立たずなものを作る理由

↑この動画、現時点では↓こんな風に並んでるんですね。

f:id:amakawawaka:20180713060601j:plain

下の方の、「素晴らしいアイデアはどこから来るのか?」

これから見たんですよね。

 

今月始めぐらいだったかな?(今日は、20180713です)

その時に『丁度答えが出たこと』と、かぶって、その先まで教えてもらって

パァッと世界が開けた感じでした。

 

これはいい。ここの動画、一日に一つずつ見ていこう!

(他のも今、全部見よう! と思わないのがスローw)

そう思ったときに、『役立たずなものを作る理由』これが目に入ったんですね。

 

読みたくなかったんです。

それを、見たくなかったんです。

 

今思えば、トラウマえぐられるのがわかったんでしょうね。

毎日このページを見ながら、他のも読めなかったんです。

 

でも、とにかく

『絶対ここには私の目からうろこを落とすものがある』と再想起して

『選んで見る』のではなく、『最初から順番に見ていこう』って思ったんです。

 

『選んで見る』とできなかったら

手筈を変えたんですね。

 

そしたらやっぱり、内容は想定のことが入っていたうえに

うろこがボロボロ落ちました♪

 

やっぱり『見て正解』だったんです。

 

『役立たずになるのがいやなら、役立たずなものを作ってみよう』

この『発想の転換』です。

 

これができなかったから、私は6年も、『投函できなかった』のです。

 

今は大丈夫。

いつでも『視点を変える』ことは、あの時よりできてるから。

 

多分、来年になったら、今の私はまだ未熟だな、と思うんでしょうけど。

ずっと、未来になると、過去の私にそう思うんでしょうけど

『過去の私』が未熟だと思うのは

『未来の私』が進歩したから。

 

だから『過去が未熟』なのは誇らないといけないのです。

『今が進歩した』ということなのですから。

 

『進歩するために努力をした』から、『過去より上達』したのです。

 

『私が役立たず』だと思ったのは

一つはこの『投函できなかった』というのが大きいです。

 

でもそれも克服した今は、

『役に立てないなら、立てるところに行く』ことを覚えました。

 

『そこ』で役に立てないなら、『私が役に立てる場所』を見つければいいんだ。

 

たとえば、私が高校生だとしたら

高校一番の成績でも、就職面接の方法を教えて上げることはできないですよね?

ヤッタことないから。

だから、『就職面接を教える』という『立場』では『役立たず』ですよね?

 

では、『中学生に勉強を教える』ならどうでしょう?

 

これが『私が役に立てる場所を見つける』ということです。

 

『役に立ちたい』というあなたは『常に上を見てる』筈です。

だって、『もっと上に行きたい』から!

 

あなたの目には『上しか見えてない』ことでしょう。

 

だから、そこの人の役に立ちたい。

自分より上の人の役に立ちたい、ということになるんです。

無理ですよね?

 

その『上の人』が歩くのがつらい人、なら

『介添え』という意味で役に立てますが

そう言うことじゃないですよね?

 

そう言う場合は、『下の人の役に立つ』ことを考えたらいいんですよ。

あなたが目指す『上の人』もあなたのように

『役に立ちたい』のですから、あなたに教えてくれます。

あなたはそれを、『あなたの下の人』に教えて上げれば良いのです。

 

ここで『上』『下』というと行き違いが発生しそうなので

『上』は『先輩』、『下』は『後輩』と置き換えましょう。

 

学校の、クラブの先輩、ではなく

『先にしていた人』が『先輩』。

『自分より後に始めた人』が『後輩』です。

 

先輩から教わって、後輩に教える。

これで、あなたは『役に立ちたい人を満足させる』ことをして

『あなたの「役に立ちたい」心も満足』できますよね?

 

『自分が常に役に立ちたい』と思うのなら

『あなたのように考える人』に『満足感を上げる』ことも

『役に立つこと』だと考えましょう。

 

『教えて上げたい人』には素直に教わりましょう。

そしてあなたは、『教えてほしい人』に教えましょう。

『助けてほしい人』を『助ける』ことをしましょう。

 

『役に立てない』とあなたが思い悩むのは

『助けてほしくない人』『教えてほしくない人』を助けようとしていたからです。

 

『あなたが役に立てる場所』を、見つけましょう。

 

『手紙が投函できない』馬鹿な私でも、今はそれを克服したのです。

  • 『視点を変えるだけ』
  • 『方法を変えるだけ』
  • 『立つ場所を変えるだけ』

なんですよ。

 

『私が助けられる人は誰か?』とあなた自身に問いかけましょう。

助けてほしくない人を助けると、恨まれます、嫌われます。

手間を取ったのに嫌われるって意味がわからないですが、そうなんです。

おせっかいって言われるんです。

 

でもね、『お節介してほしい人』もいるんですよ。

そういう人を見つけましょう。

 

『あなたが役に立てる場所』を、見つけましょう。

 

あなたの明日が、今日より充実したよい日でありますように!

 

 

『役立たずすぎて恥ずかしい、くやしい』人に読んでほしい記事と動画。

でした。

 

エンジョイ! & サンキュー♪

【この記事を書いた日 2018/07/13 6:45 】

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