「塞翁が馬」を私はこう考える。

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「塞翁が馬」を私はこう考える。
 

「塞翁が馬」がどんな話かは、ググってもらうとして

超簡単に言うと『人生いろんなことがあるさー』って話。

 

『塞翁が馬』とは。

もうちょっと説明しようかw

箇条書きで。

 

  1. 農夫の馬が逃げました。
  1. ご近所さん「なんてことでしょう! 大変ね!」
  2. 農夫「そうかもなー」
  1. 逃げた馬が、『メッチャ立派な馬』を連れて帰って来た。
  1. ご近所さん「ラッキーね!」
  2. 農夫「そうかもなー」
  1. 『メッチャ立派な馬』に乗った息子が落馬して骨折した。
  1. ご近所さん「なんてことでしょう! 大変ね!」
  2. 農夫「そうかもなー」
  1. 徴兵令が来たけど、骨折中の息子は免れた。
  1. ご近所さん「ラッキーね!」
  2. 農夫「そうかもなー」

 

 

だから『人生いろんなことがあるさー』って要約になった。

 

「いいことあったら喜べよッ!」ってイライラしたw

 

 

「塞翁が馬」は

『塞(さい)という名前の翁(おじいさん)の馬』ってことね。

 

 

 

ここからは私の解釈。

 

「塞翁が馬」は『いろいろある』だけではない。

「塞翁が馬」を初読したとき、

『いろいろある』じゃなくて、

『良いことがあれば悪いこともある』という解釈を、私はした。

 

というか、日本語訳の話の持っていき方がイライラしたので

そのあと、私の人生に激しく噛んできたことはなかったんだけど

ずっと頭にあったな。

 

『マーフィーの法則』とかはやったときも

だからそれが「塞翁が馬」じゃん、と思ってた。

 

最近聞いてるネットセミナーで、

アメリカ人の講師がこの話を気に入っていて、長々と話してた。

 

その人がこの話にどんな持論を出したのかは、

何回聞いても頭に入ってない。

 

けど、私の中で、『新たな所感』が出た。

 

  • ナニが『原因』になるかはわからない。
  • 『結果』と思っても、それは『原因』になりえる。

 

ということ。

 

 

『塞翁が馬』を現代女子で書き換える

  1. 初恋しました。
  2. 初恋に破れました。
  3. 悔しいので勉強したらいい大学に受かりました。
  4. 学友に恋しました。
  5. 今世紀最大の振られ方しました。
  6. 悔しいので勉強したらいい会社に合格しました。
  7. 頑張りすぎて怪我しました。
  8. 初恋の人が見舞いに来てくれました。
  9. 怪我で仕事は辞めました。
  10. 初恋の人と結婚できました。
  11. 旦那さんが死にました。
  12. そのことを本に書いたら売れました。

 

こんな人生。

 

ここで終わればハッピーエンド。

 

  1. 旦那さんの親族に名誉棄損だと言われて全財産持っていかれました。

 

ここで終わったらアンハッピー。

 

  1. そのことを本にしたらまた売れました。

 

延々と続くわけやね

 

 

うん?

これだと微妙に『塞翁が馬』ではないな。

これでは『塞翁の息子』の人生を女子に変えてる感じ。

 

こうだな。

 

  1. 女子の親が離婚しました。
  1. ご近所さん「なんてことでしょう! 大変ね!」
  2. 女子「そうかもねー」
  1. 女子の母親が、前以上にいい旦那を見つけました。
  1. ご近所さん「ラッキーね!」
  2. 女子「そうかもねー」
  1. その旦那が実は借金を持っていて、悲惨な目に合いました。
  1. ご近所さん「なんてことでしょう! 大変ね!」
  2. 女子「そうかもねー」
  1. でも旦那は持ち直してまた大会社を作りました。
  1. ご近所さん「ラッキーね!」
  2. 女子「そうかもねー」

 

 

『塞翁が馬』のおじいさんは一度も主体に立ったことが無い。

だから、女子に置き換えたらこんな感じ。

 

 

これを見て『いいことがあったら悪いことが起こる』と取ると

現実もそうなる。

 

この話からいくつかの『訓戒』を勝手に読み取る。

 

  • ラッキーとアンラッキーはいつおこるかわからない。

 

これがスタンダード。

 

ここからが私の思考変化。

 

  1. 良いことがあると悪いことが起きる。
  2. 良いことも悪いことも起きる。
  3. 一喜一憂しない。
  4. 風のようにやり過ごす。
  5. 最初のことなんて、あとでは覚えてもいない。

 

ここまでが昨日の私。

 

これを思い付いたからこの記事を書こうとした思いつき。

 

  • ナニが『原因』になるかはわからない。
  • 『結果』と思っても、それは『原因』になりえる。

 

ここから導き出した結論は

 

  • 人生は『続いている』

 

ということ。

 

人生は『続いている』。

私の人生の序盤。

 

パーティーの多い家だった。

父が親戚を呼んでどんちゃん騒ぎしてたから。

その時母は台所にいて、一度もリビングで楽しんでなかった。

 

うちは共働きで、母の方が給料が多い。

なのに、家でパーティーすると、母はずっと働いている。

『お母さんって大変』と思った。

 

「母みたいになりたくない」と小学校二年生ぐらいで

固く心に誓った。

 

小学校の時に、お小遣いで広辞苑を買ったw

全然読めないw

でも読書魔になった。

 

「サラリーマン読本」とかで

中学生でも国債と社債と株の違いがわかってたw

『安全投資なら国債だ』!

 

 

 

中学の時に、第三頸椎が浮いてて

首の神経を圧迫してる、なんて言われてた。

『デスクワーク』の体勢をとると、

クビがしびれてつらくなるんだ。

 

 

これって『私のせい』じゃないっぽい。

気質異常っぽい。

これって、『私の努力』で回避できたわけじゃないっぽい。

 

『自分の努力』ではどうにもならないことを知った。

 

「痛み止めを飲みますか?」

ってお医者さんに言われたときに

一生呑むのかとゾッとした。

 

だから断った。

 

 

そのせいで、『神経を圧迫しない姿勢』を考えて実行し

そのあと一度も『首がしびれた』状態にならないようにした。

 

 

 

家族でこたつを囲んでボードゲームの『人生ゲーム』をやると

一時間半でしびれだす。

 

だから、『デスクワーク』の姿勢で

ちょっと前かがみになるのが極度に悪い。

ということはその時分かってた。

 

つまりは

背筋を伸ばして、頭の重さを背骨で受ける。

これを遵守したら、『姿勢の良いコ』と褒められた。

 

 

高校生で腱鞘炎が出たから、

『それでもキーボードが打てる』ように、

たっっかいキーボードを選択した。

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二十歳の頃に、十キロ以上の減量に成功したけど

栄養失調で鉄分輸血するほどの貧血になった。

だから、そのあと、『栄養価』に気をつけるようになった。

 

 

これ、『塞翁が馬』だよね。

 

中学の時に首の異常がなかったら、

私は、姿勢とか気にしなかったと思う。

 

減量で貧血にならなかったら、

栄養価とか身につまされてないから

テキトー食事で、

今、もっと体を壊してたと思う

 

 

この年代って、

今ほど健康番組もなくて

『健康でいなきゃ!』感は全然なかったんだ。

過労死とか普通にあった時代。

 

『一人暮らししたら、栄養失調になる』が母の定説だったw

 

それもあって、私は一人暮らししたときに

たまに宅配ピザは食べたけど

基本、野菜中心食事だったからか、

健康的に痩せたw

 

そして実家に帰ったら太った。

 

これで気付いたんだ。

 

『母の食事がおいしすぎて食べすぎてるから太るんだ』ってことにw

本当に、二年で十キロ太ったからね。

 

『太る原因』はここで特定されたw

 

 

 

『塞翁が馬』では↓こんなふうに簡略化して書いてるけど

 

  1. 農夫の馬が逃げました。
  1. ご近所さん「なんてことでしょう! 大変ね!」
  2. 農夫「そうかもなー」
  1. 逃げた馬が、『メッチャ立派な馬』を連れて帰って来た。
  1. ご近所さん「ラッキーね!」
  2. 農夫「そうかもなー」
  1. 『メッチャ立派な馬』に乗った息子が落馬して骨折した。
  1. ご近所さん「なんてことでしょう! 大変ね!」
  2. 農夫「そうかもなー」
  1. 徴兵令が来たけど、骨折中の息子は免れた。
  1. ご近所さん「ラッキーね!」
  2. 農夫「そうかもなー」

 

馬が増えたなら、農作業捗っただろう。

前より稼げるようになっただろう。

(原文では、畜産家になったっぽい)

 

徴兵で若い男の人がいなくなったのなら

息子は一番いい彼女と結婚できただろう。

 

そういう『裏』も見えるよね。

 

 

これはここで止まってるから

『いいも悪いも~』な訓戒になってるけど

これを『リアル人生』で置き換えてみたら、

『ナニが原因になるかわからない』ってことにいきついた。

 

 

私の人生訓の一つに

『人生一生是勉強』がある。

 

これ、今、改めて意味を調べてみて『学校の勉強』って感じで

受け取ってる人が多いように見受けた。

 

数学とか算数とか(両方算数だw)じゃなくて

首の骨がおかしいって言われたから

その痛みが出ないようにするにはどうしたらいい?

 

これって、私にとっては『勉強』なんだよね。

 

テレビを見てても、知らない言葉が出たら

ちょちょっとメモするとか。

物凄いメモ魔。

 

だから、テレビを見てても、人としゃべってても

全部『勉強』なわけ。

 

 

首の骨がおかしいって言われたから

その痛みが出ないようにするにはどうしたらいい?

 

これね、もちろん『正答』を出すまで

いろんな姿勢で『実験』したんだよ。

 

でも、元々『首がおかしいからレントゲンしてみた』っていう原因が

『人生ゲーム』を家族でしていたら超首痛い

から来てるから

基本的に『その体勢で発現する』ってのもわかってた。

 

 

レントゲンを見ながらお医者さんに説明されたときに

「第三頸椎が浮いてるから、

 前後に動かしたときに、この骨が神経を圧迫する」

ってことだったので

じゃあ、『前後に首を動かさなければいい』って思うよね?

 

そうすると結果的に『良い姿勢が一番いい』って話になった。

そこで『良い姿勢』って保つの大変だよね。

 

『猫背を直す方法』を実践したらよかったんだ。

その時も、猫背ではなかったけど

『良い姿勢を保つ』ってのが大変なんだよ。

 

『なにが良い姿勢』って言われて

『姿勢』の写真とかは頭に入ってても

『具体的』にわからないやん?

 

そこで、「常に『猫背を糺す』」としたの。

 

 

そしたら『猫背の治療法』は山ほどあるよね。

  • 前かがみにならない。
  • 背筋を伸ばす。
  • 肩を後ろにする。
  • とか

 

これ全部やったら『正しい姿勢』になるけど

『正しい姿勢』から考えたんじゃないんだよ。

 

だって『正しい』んだから。

 

 

成績優秀な子に

「特別な勉強してるの?」って聞いたら

  • 「普通にしてるよ」
  • 「特別なことはしてないよ」

 

って返ってくるよね。

 

彼らは、『隠そうとしてる』んじゃないんだよ。

『普通』だから『意識してない』のね。

 

そう言うときは

 

  • 「特別な勉強してるの?」

じゃなく

  • 「私も同じぐらい勉強したいから、いつ、どう勉強してるのか教えて」

って聞かないといけない。

 

 

そうしたら『質問の要点』がわかるから

  1. 学校から帰宅して宿題を全部やる。
  2. そのあと今日のノートを見直す。
  3. 分からなかったところを教科書と見比べて『自分解』を見つける。
  4. 練習問題をそれぞれやる。
  5. 夕御飯食べる。
  6. 練習問題の続きをやる。
  7. 寝る。
  8. 朝、練習問題の続きやる。
  9. 登校。

 

とか、答えてくれる。

 

これが彼にとっては『普通』だから

『特別なことはしてない』って答えが来る。

 

そこまでしてあの成績が取れるなら当然と思う筈。

 

失礼なのが

『ナニ食べたらそんな頭よくなるんだよ』とか。

『ナニ食べたらそんなスタイル良くなるんだよ』とか。

 

『そうなるための「努力」』が『必要ない』と思ってる質問ね。

 

アンミカ先生も言ってた。

「モデルなら筋トレするのは当然」

筋トレするなんて、『特別な努力』じゃないんだよ。

 

 

 

『一万時間』の『正当な努力』は実る。

本気でやったら、大体三年で実るのは

この『一万時間』だと私は考えてる。

 

一日10時間を三年すると一万時間になる。

 

この『一日10時間できること』を

『見つけられれば』『簡単にプロ』になれる。

 

この『簡単』ってのは、

『シンプル simple』であって『イージー easy』ではない。

 

 

まとめ。

あなたの人生すべてが

  • 過去の『成果』であり
  • 未来の『原因』になる。

 

今『悪いこと』すると

それは未来に対して『時限爆弾を仕込む』のと同じことになる。

 

未来で爆弾が爆発すると、

積み上げたものが全部瓦解する。

 

だからこそ

『正しく生きる』ってのは、

一番コスパ良い生き方だと思う。

 

 

今無茶をしたら、三年後にダメになる。

今がんばれば、三年後に成功する。

 

そういうスパンで、毎日を生きていこう。

 

ただ『三年後のために今苦行する』のはおすすめしない。

今日が苦しければ、三年後も苦しい。

 

 

ちゃんと『今日を楽しむ』ことを続けて

努力も続けることが大事。

 

どんだけ苦行でも、

  • 猫動画一分みたら
  • 好きなひとの顔を見たら
  • 子供の顔をみたら
  • 綺麗な景色を見たら
  • ゲームしたら

ちょっとストレス晴れるとか。

そう言う『娯楽』を見つけておくのが大事。

 

 

今日を楽しんで、三年後も成功する!

人生一生是勉強!

 

 

【この記事を書いた日 2019/05/01 11:04 】

 

 

 

 

 

 

 

 

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