質問にはピンポイントで答えてほしい。

質問にはピンポイントで答えてほしい。死ぬ前に反省しよう
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私はどこにいっても質問しまくるので

『ちゃんと答えてくれる』人が大好きだ。

 

 

ピンポイントで質問をしているのだから、

こう、ピンポイントで答えがほしいねん。

でも、こう来ることが多い。

近似値だけどチョットズレ。

 

こうなると、場が許す限り『ピンポイントの回答』を暮れるまで

文章を変えて質問しまくる。

 

これは、『講師が大人数を相手にしている』時に多い。

 

『A』を質問すると『ΩΩΩΩΩΩ』と返す母の例。

私の母みたいに

『A』を質問しているのに『ΩΩΩΩΩΩ』と返す人がいる。

 

母じゃなかったら、フェードアウトしてる。

 

たとえばこんな感じ。

このゴミ箱は、紙ゴミなの? 燃えるゴミなの?

 

母

違うねんそれはパンフ……

 

 

 

違うねんじゃない。

紙ゴミだけなのか、燃えるゴミなのかと聞いてる。

 

母

だから違うねん

 

 

 

違うねんじゃない!

パンフレットとかの紙ゴミだけなのか

他の燃えるゴミも入れていいのかと聞いてる。

 

母

……

 

 

燃えるゴミなら入れていいの?

 

母

うん。

 

 

母

パンフレットとか要らない手紙とか……

 

 

ありがとう。

 

なんかこのあとも喋ってた。

 

パンフレットとか手紙を入れてるのはわかってるから

紙ゴミなのか、燃えるゴミなのか聞いてるんだ。

 

 

素直に聞くと、ここから母は二分ほどしゃべる。

 

聞いて上げないといけないとわかってるけど

『用事がある時』に二分盗られるのはキツイので遮る。

 

私の用事が済んだ後に喋っているのは別にかまわないんだ。

 

母は『理由を先に言うタイプ』なので結論が数分後になる。

待っていられない。

 

 

『ハイ』か『イイエ』で答えられる質問をしているのに

『理由』を言ってくるからイライラする。

 

散歩行くの行かないの?

 

母

いまな、あれがこうでこうなって……

 

 

散歩行くの?

 

母

だから、あれが

 

 

 

行かないなら待たないよ。

行くならちょっと待つ。

行くの?

 

母

うん

じゃあ、10分待つから今すぐ用意して。

 

 

行くか行かないかを聞いているんだから

『理由は』はいらないんだよ。

行かないなら私は10秒で出かけるんだから

理由を二分間聞く気はない。

 

 

 

 

その花何の花?

 

母

これは去年の四月ぐらいに散歩に行ったときに

 

それ、花の名前が出てくるのに何分かかるねん。

 

散歩に行ってるときに話してるならこれでいいけど

生活の中で、ピンポイントで答えがほしいときに

これだと、イライラするのさ。

 

 

食事の支度をしている母。

正午には終わりそうに無い進行状況に見えた。

あと何分でできる予定?

 

母

今これをつくって、あれを

 

 

何分?

 

母

今何時?

 

 

11時40分。

 

母

12時10分ぐらい。

 

 

12時半だな。

半時間あればあの作業が一つ終わる。

10分なら、もうこのままパソコンの電源を切りに行く。

 

最近は、この『朝食までのアディショナルタイム』を

運動時間に当てたので、

そもそも、母に質問することがなくなった。

 

食事が遅くなれば運動時間が増えるのでどうでもいいんだ。

食事前に運動をすると、満腹中枢が正常化されて

暴飲暴食しなくなるし、いいことづくめ!

 

 

『C』を質問すると『ABDE』で返す講師。

ピンポイントで説明しないのは

『多人数を相手にしている人』にも多い。

 

たとえば、

 

ダイエットのためにカプサイシンを摂取するには

赤いのと緑の、どちらが良いのでしょうか?

 

 

カプサイシンは脂肪の燃焼効果が高いので、~

学説~

研究資料~

 

だから、赤と緑、どちらがいいんだよ。

 

それには、答えがなかった。

 

 

わからないんだろう、って、あとでわかった。

 

ピンポイントで返さずに

他の人にも有益な答えとして

ぼやっとした答えを返しているのかと思った。

 

○○先生、あなたですよ!

 

テレビにも出ていた先生の数万円のセミナーで

東京までホテルをとって行ったんだ。

 

その先生は、私の質問にボヤッとした返答しかくれなかったので

二度と行ってない。

 

数人しかいけない食事会にも無料でさそっていただいたけど

何を話したのか全然覚えてないな。

 

質問はずれた回答が来るけど

それは私だけじゃなく、全員の質問に対してそれだった。

 

ただ、他のことに関しては面白いものもあったので

スキルはいくつかいただいた。

 

ただ、あの金額かぁ……と思うとちょっとつらかったな。

 

 

 

グループでナニカをするセミナーは

参加者の質も大事だと、痛感した。

 

 

他のセミナーでも、

ピンポイントで返答を貰えることは少なかったので

講師とはこういうものか、と思っている。

 

他のセミナーに行ったときも

『A』に『A’(ちょっとずれ)』で答えられることがあって

チョットもにょってた私に

参加者が次々話しかけてくれた。

 

なぜ私にそんな質問をするのか? と返したら

 

質問の仕方がプロですもん! 

俺には質問の意味がわからなかったけど

講師の返答を聞いたら、そりゃそうだっ!

って思うようなことばかり。

あの質問を思いつくあなたが凄い!

 

そういうことだそうだ。

 

ピンポイントで返答がこなかったのは

講師が想定していない質問だった可能性がある。

 

『A』を質問すると『A+A’』を答えてくれたツアコン。

カナダに行ったときに

日本人のツアコンの人と三時間の車の旅をした。

 

普通車で助手席に私、後ろに両親。

その人は、三時間、私の質問に答え続けてくれた。

 

 

あの人凄かったね! 

私の質問に全部答えてくれたよ!

 

 

あんだけ質問するお前も凄い!

あの荒野しかないところで

よくあんだけ疑問をもったな?

 

 

質問と言っても、目についたのを片っ端から聞いていただけ。

 

 

カナダってもしかして、車のライト、

昼間でもつけてるんですか?

 

 

そうなんですよ。

あれは昼間点灯ライトといって

昼間に点灯するためのライトがついてるんです。

 

 

だだっぴろい直線なので距離感がわからないから

正面衝突しないように、分かりやすくしようってことですね。

 

 

 

 

なんか、道がないのにガードがあったみたいですけど?

よく見付けましたね。

 

動物が道路を横切られなくて

生態系が壊れるから

この道に対して直角にガードを作ってあるんですよ。

 

動物ってガードをくぐります?

 

くぐってるみたいですよ。

移動がちゃんと観測されてます。

 

 

 

 

あの転がってるのなんですか?

タンブルウィードっていう草の塊ですね。

もしかしてあれが、西部劇とかでころがってるのんですか?

そうですそうです、なんか、自然と丸くなって転がるんですよ。

 

 

 

 

ここらへん土が赤くなってきましたけど、

鉄分が多いんでしょうか?

 

 

そうでしょうね。近くに鉄鉱山がありますよ。

廃坑の観光地の一つです。

 

 

 

あのやま、ギザギザと面白い形ですね。ケーキみたい。

 

あれが観光地の一つ、『キャッスルマウンテン』ですよ。

私も、お城じゃなくケーキに見えると友人に言ったことがあります。

他の日本人もケーキみたいって言ってた人がいました。

日本人は同じような感想なのかもしれないですね。

 

日本のお城はあんな形じゃないですもんね。

 

そうですね。

天守閣とかが高いだけで、あんなふうじゃないですよね。

 

 

ツアコンの人が、『北を上』と表現していた。

北を上って言うのは、地図で北が上だからですか?

 

そうですそうです。

山が無いので『上』となると『山の上』が想定されないんですね。

なので、地図の北は上、南は下です。

京都とかでも、下る、上るってありますよね。

カナダでももちろん山がある地域はあるので

そこにいくと、『上がる』は『山の上』だから

話が食い違いますよww

 

こんな感じで、延々と、延々と質問し続けて

返答をくれた!

 

もちろん、いろんな観光ガイド付き。

ここには短文しか書いてないけど

ツアコンの人のうんちくとか付きでメッチャ面白かった!

 

気持ちいいっっっっっ!!!

 

『質問にピンポイントで答えてもらえる』って

こんなに気持ちいいんだ!!!

 

 

『わからないです』って一度も言われなかった!

すっっごい知識だよね。

 

尊敬するわ!

 

絶対に『ピンポイントで回答しない』人がいる。

私の母も半分これではないかと思うけど

絶対に『ぼかした返答だけをする』人というのが存在する。

 

私は大体、『答えやすいように』

『ハイ』『イイエ』だけで答えられる質問をすることが多い。

 

それに『長文で返答する人』がいるんだ。

 

一つは、母みたいに

『理由を言わないと結論が言えない』人。

 

もう一つは

『責任を持ちたくない』人。

 

こう、勝手に私は考えている。

 

 

何分後にいきます?

いつごろ行く?

それを聞いてるんですけど。

いま食べたところだし。

あなたが目上だから、指揮権を渡してるんですけど?

じゃあ、10分後に出ますか。

そうしよう。

こういう人。

 

まぁ、こういう人も付き合うべきじゃないよね。

 

選択肢をこっちに渡してくるのに

困難な事態になったときに

『私はそうじゃないと思った』って、言う人だから。

 

だから、あの時に言えよ!

 

そうなるのは目に見えている。

 

 

こういう人にはさらに種類がある。

  • 『責任を持ちたくない』だけの人。
  • さらに、『自分の意見が出るまで粘る』人。

大体の日常において『困難』は発生しないので

『責任を持ちたくない』だけの人には

『意見を聞かない』ことでスムーズにことは進む。

 

けど『自分の意見が出るまで粘る』人はタチが悪い。

 

『自分では意見を言わない』のに

『質問者が自分の意見を言う』まではぐらかす。

 

友人の友人にこういう人がいて

物凄いイライラしていた。

 

 

私は、母が半分これなので、こういう人は相手にしないことにしている。

疲れるだけで何も良いことがないから。

 

次からは絶対に誘わない。

 

偶然、そういう人がグループに混じっていたら

指揮権を私が持たないことで

私も責任放棄をするw

 

つまりは『その時のアクティビティを放棄する』。

 

勝手に帰るとかではなく

『そのグループで楽しむ』ことを『あきらめる』ということ。

 

勝手に頭の中で小説を進ませていたり

テキトーに写真を撮っていたりと

邪魔にならない程度に

『中心人物』にならないようにする。

 

『知らない人の集まり』は丁半博打みたいなもの。

今回は『負けた』ということ。

 

 

そもそも、私は『言い出しっぺ』にはならないので

責任を持つことは少ない。

 

なのに意見を求められるから言うだけ。

 

私だって『わけのわからない団体』の責任なんて持ちたくない。

 

幹事をやる人って凄いと思うわ。

 

父がよく幹事をやっていた。

母とも、そうやって知り合ったと

結婚記念日にのろけられたことがあるw

 

実際にはあまり質問はしない。

私は自分が『質問魔』なのを理解しているので

大体は『黙る』ことを選択している。

 

なぜなら、殆どの人は『質問されるとウザイ』から。

 

大体、『返答できる知識』を

持っていないことが多いので聞かない。

 

オタクにしか質問しないようにしている。

 

一つ聞いたら10個返してくるような人には

質問しまくるw

 

 

ツアコンとかは『質問していい人』と認識しているので

質問しまくる。

 

 

旅行先ではツアコンにくっついて歩いている。

だって、それが一番安全。

 

なんで、初めて来た外国の街で、ツアコンから

20メートルも後ろを歩くことができるのかと

よく思うな。

 

 

『一緒に行った人』としゃべるのはいつでもできる。

知らないことをツアコンに聞く方が

私の知識欲が満たされる。

 

 

 

ツアコンから20メートル離れた人が

事故にあっても、ツアコンがなんらかの責任を負うだろうに

よくも、観光客の列を20メートルも伸ばして平気なんだな、とも思う。

 

『一度の青信号』で『渡り切らない距離』は危険でしょ。

 

こういうことを考えるから、私にはツアコンとか幹事はできない。

勝手なことをして勝手に事故る人の責任を取りたくないから。

 

質問が通じないなら違う文章で聞く。

質問して相手が『???』ってなってるときは

あきらめるか、質問の文章を変えてもう一度聞く。

 

それを気にはしてるんだけど

私も疲れてるとそれができなくなることがある。

ちさろうと旅行に行ったときに発覚w

 

 

質問したのかされたのか忘れたけど

ちさろうとお互いに三回同じことをいいあって

違う……文章を変えないとまた同じ返答が来る……

そう思って必死に文章を変えた覚えがある。

 

頭が疲れると、『違う文章』を思いつかないんだよね。

 

 

口からでまかせはいくらでも言えるけど

『ほしい返答が貰える、今とは違う文章』だよ。

 

難易度が高いよ~ww

 

 

目の前で現地の人が黙って苦笑してた。

 

合いの手でも入れて助けて!

そう思ったことは覚えているww

 

 

食べものに関するつっまんないことだったんだよね。

 

 

『質問の文章を変えてもう一度聞く』というのは

母で鍛えられたと、最近では思うけど

 

それを私が意図してやりだしたのは山に来てからなので

まだ2年目だ。

テキトーな質問をされると初心者用回答をする。

『小説の書き方』とかサイトを作って質問を受けていると

最初はテキトーな質問がよく来た。

 

『テキトーな質問』とは

『こちらが質問を返さないと回答の仕方がわからない質問』。

 

 

たとえば

『どうやったら小説が書けるようになりますか?』

 

こういう質問って

『あなたは今、どんなレベルですか?』って返したくなる。

 

 

けど、こういうのは殆どは初心者だから

『テキストデッサンをしたら?』とかで

そういう記事をリンクして返す。

 

 

『どうやったらスラスラ小説が書けるようになりますか?』

これは『書き始めた』けど『進まない』人だと考えるので

これも、テキストデッサンを返す。

 

それと、『書きたいものがなければ書けませんよ』かな。

 

 

最近は、ちゃんと

『自分の立ち位置を書いてくれる長文質問』が多いので

安心して返信できるのがいい。

 

私は、自分が『ピンポイントで回答をほしい』ので

質問者さんにも『ピンポイントで回答したい』んだよ。

 

『ピンポイントで回答をする』ためには、

『質問者さんの立ち位置が分かる』ことが重要なんだ。

まとめ。

精神安定のためには

質問にピンポイントで『答えは貰えない』と思っているのがいい。

 

『イエス』『ノー』で答えられる質問をしているのに

他の答えをしてくる人は、

母以外なら切り捨てる。

 

【この記事を書いた日 2022/06/25  9:59 】

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