『最初』は誰でも大変なのが普通。

ポジティブシンキング
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『最初』にナニカをすることは誰でも大変です。

 

  • 勉強を始めようと思ったけど、やってみても続かない。
  • そもそも、やりたいけど、どうやってやっていいのかわからない。
  • その検索をするのすら面倒臭い。
  • 誰か、はぐれメタルを確実に仕留められる剣をちょうだい!

そんなことを私もよく思います。

 

でも、はぐれメタルもいなければ、

あなたはドラクエの世界に住んでもいません。

 

あなた自身がするしかないんですね。

 

でもできない。

 

そんなときの『最初』の『乗り越え方』を考えてみましょう。

最初の一歩はみんな手さぐり。

最初に始めるとき、必ず最初の一歩は暗中模索です。

その最初に、『師匠がそばにいる』ことは99%無いですよね?

 

  • 就職するときにお化粧するのも初めて。
  • 新卒で出勤するのも初めて。
  • 料理をするときに、包丁を持つのも初めて。
  • 若いから大丈夫だろうとパソコンを任されたけど、スマホしか触ったことない。

なにかしら、生きてると『初めて』はしょっちゅうあります。

 

その時に『できません』でかいくぐるのは簡単ですが

上達するのは『回避率』だけ。

『面倒なことをせずに済んだ』満足感とともに

『あいつは使えない』という『役立たずの烙印』も増えるわけです。

 

これが自己啓発だと、

  • 『したいのに始められない』
  • 『やることは分かっているのに、着手できない』
  • 『やってみたけど続けられない』

こんなことになります。

 

『失敗』は怖いものではない。

日本の学校教育が偏っていて

『失敗しないように』とあなたは育てられているはずです。

 

昔の日本人なら『お天道様に恥じないように』とか

つまりは『恥ずかしいことにならないように』って言われませんでしたか?

 

私は現在の『自分の体重が世界一の極秘事項』であることが

不思議でなりません。

 

体重を知られてナニが恥ずかしいんですか?

 

『変な恐怖感』を持たされていることに気づきましょう。

 

特に、自己啓発の場合

  • あなたが勝手に始めて
  • あなたが勝手にやめた。

これで、誰が困りますか?

 

あなたでも困りますか?

無駄な自己啓発にかけていた時間が浮いて助かるんじゃないですか?

 

『やめる』ことは『失敗』ではない。

英語の勉強を始めたとしましょう。

でも、続かない。

俺は駄目な奴だっ!

 

そんなこと、思ったことありますか?

 

その時に『続かなかったこと』を見るのではなく

『続けなかった理由』を考えてみませんか?

 

なぜ続けなかったんでしょう?

  • 時間が無い。
  • 記憶するのができない。
  • 効率的に学習できない。

いろいろ、思い付きますよね?

 

その中に、これはありましたか?

  • 今の生活で英語ができても意味がない。

 

英語の勉強が続かない場合って

  • 『必要ない』から

が最大の理由だと思うんです。

 

必要ないことはしなくていいと思いませんか?

 

『今、始めようとしていること』は

あなたにとって、『本当に必要なこと』ですか?

 

必要ではないことを、『なんとなく』始めてしまったのでしたら

『必要ないからやめる』と『気付いた』ことは『成功』なんですよ?

 

『やめる』こと全部が『失敗』ではない、と気づきましょう。

 

『やめた』のではなく『中断する』と考える。

どう考えてもこれは自分には必要だ!

でも、勉強する時間が取れない。

 

そんなとき

『できなかった』から『やめた』と考えてますよね?

 

何回でも始めたらいいんですよ?

『やめた』というのを『中断する』と置き換えたら、どうです?

楽になりませんか?

 

大体の『学び』は『一生もの』です。

 

特に『できないからやめた』と『思えるもの』って

急ぎじゃないですよね?

 

なら、『やりたくなるまで中断する』のがいいですよね?

 

  • 「英語……やってたよ」
  • 「英語、やってるよ。最近急がしくてやってないけど」

どっちでもいいと思いませんか?

 

その『最近』が三年でも、いいと思いませんか?

 

『三日坊主』を100回したら、300回やってる。

『三日坊主』は『続かない人』の代名詞として使われますが

『三日坊主すらしない人』の方が多いんですよ?

 

あいつ、またナニカ始めたけど、また続かなかった!

と笑ってる人って、何をしてますか?

 

「英単語暗記、23回目の三日坊主開始」

で、いいと思いませんか?

 

『始める』なら『期限』が必要。

物事を『始めた』のなら、『終わり』は来るんです。

 

最長は『死んだとき』ですね。

 

『英語話せたらかっこいいから、英語学習でも始めるか』

みたいなマインドで始めたら、続くものも続かないです。

 

『ひまだから、ナニカしたい』というマインドでは続かないんです。

だって、『したい』のではなくて『ヒマでいたくない』んですよね?

なら、遊んだ方がいいです。

 

したい人でも続かない『英語学習』なんてものを

そんな簡単な考えで始めて続くわけがないです。

 

最初から続くわけが無いのに

できなかったときに自分をせめて、自己嫌悪して

『失敗した』という『烙印』を押すなんて、無駄ではなく害悪です。

 

登山の素人はエベレスト登山なんでできないんです。

低い山から練習して、高い山に登るんです。

 

あなたが『したい』と思ったとき

それは、『チョットできる人』ではなく

『一流の人』が目についていると思います。

 

『絵を描きたい』と思ったとき、ド素人の絵を見てじゃなく

『一流の作家』の絵を見て思うことが多いでしょう。

 

他のなんでも

『あなたがしたいと思ったきっかけ』は一流の人が多いはずです。

 

その人は『一流』だと、あなたはわかっていますよね?

その時、あなたは『ド素人』ですよね?

ド素人が『一流』の真似をして、一日でできると思いますか?

 

一日でできることなら、その人は一流と言われてませんよね?

みんなができることなのですから。

 

生駒山や高尾山すら登ったことがないのに

エベレストの登頂に成功して、ヘリに手を振っている自分

を、想像するのは自由ですが

それが、『明日できる』なんて思わないですよね?

 

なんでも同じことなんですよ。

 

私も、ビーズの凄いアクセサリとか見て

自分で作れたらいいな、と思って

ビーズ手芸の講座を受けたことがあります。

 

細いペンチでマルカンとかキューピンとか、作れるようになりました。

でも、その時に作ったのは

5歳児でも喜ぶかどうかの、チャッチイものでした。

 

ただ、金具の取扱の基本は分かったので

これを、純金の金具を使って、ベニチアンビーズでも使えば

凄い作品を作ることはできるでしょう。

 

そんなことなら、

ベルベットのリボンに大きなベネチアンビーズを通して

首で結んだらいいんです。

 

でも、小さなビーズで細々したものを作るなら

かなりの修練が必要です。

 

そもそも『自分の好きなモノ』を作るなら

『型紙』を作らなきゃいけません。

 

料理でも一番大変なのは下ごしらえです。

家具を作るのも

『組み立て家具』なら、『組み立ては簡単』ですが

  • その設計図を書いて
  • 材木を型紙通りに裁断する

のが、難しいわけです。

 

それを、ビーズ手芸でこれからもやるか?

と思ったときに、

私は『しない』という選択を取りました。

それ以来、ビーズ手芸は一度もやっていません。

 

ただ『やめた』わけではないです。

機会があればやってみることを拒否はしません。

 

物事には『レベル』がある。

物事にはなんでも『レベル』があります。

 

先程のビーズ手芸でしたら

  1. 器具の取り扱い方
  2. マルカンの使い方。
  3. キューピンの作り方。
  4. 簡単なネックレスの作成。

こういうことをやりました。

 

もちろん、先程書いたように

  • ベルベットのリボンを用意する。
  • 大きなビーズを用意する。
  • リボンにビーズを通す。

これだと、器具の取扱なんて殆どなく

ネックレスが作れるんですね。

 

日本だと、蜻蛉玉とか、大きな和風ビーズは売ってます。

それらを皮紐に通すだけでも、しゃれたものは作れます。

 

それらは『初心者にも作れる』ものです。

 

大雑把にレベルというとこれぐらいはありますよね?

  • 初心者向け
  • 中級者向け
  • プロでないと作れないもの。
  • 一流でないと作れないもの。

初心者向けが作れなければ、

一流の作品は作れませんが

初心者向けって大体は作れるんですよね。

 

それを一つ作ってみたときに

『これの100倍難しいものをやりたいか?』

ってことなんですね。

 

語学学習なら、

  1. 簡単な単語を覚える。
  2. 熟語を覚える。
  3. フレーズを覚える。
  4. 実用する。

とか

日本人なら、英語の基礎教育はできているので

単語を覚えるだけでも、

はるかにたくさんの英文を読むことができるようになります。

 

語学学習で脱落するのは

『学習を確認するポイントがない』ということだと思うんです。

 

大きなことを始めるときは、

『自分のしていることが正しいのか?』を見極めるポイントがないと

普通は続きません。

 

ビーズ手芸だと『一作ごと』に振り返ることができます。

 

始めるときは、その『見極めるポイント』を適宜に作っていくのが

上達の秘訣だと思います。

 

 

私が3Dを本格的に始めようと思ったのは

TIGER&BUNNYというアニメで『スカイハイ』というキャラクターを好きになって


S.H.フィギュアーツ スカイハイ

絵を描きたいと思ったときに

あのヘルメットを毎回手書きしたくない

という理由でしたw

スカイハイのヘルメットを3Dで作成し

【お披露目】スカイハイメットできた~♪ | Create3D-3dCG制作作業日記

↑これを3Dで作ったんです。私が。

 

始めてからすぐに

「これは私の作れるレベルのものではなかった」ということに気づきましたw

これがわからないのがド素人なんですよね。

 

 

どうしてもできなくなって、

半年放置。

 

その間に小さいものを作りました。

20150606_00Create3D2810

【Maya】火鉢を作る。【UV習熟 1日目】 | Create3D-3dCG制作作業日記

 

【MD4】座布団を作る。【UV習熟 3日目】

【MD4】座布団を作る。【UV習熟 3日目】 | Create3D-3dCG制作作業日記

こういうのを6つぐらい作った後、(この間半年ぐらい)

もう一度ヘルメットを作ったら↓完成!ヽ(´▽`)ノ

スカイハイのヘルメットを3Dで作成し

そのあと弾みがついて、↓こんなん作れるようになりました!

【まとめ】刀剣乱舞の和泉守兼定を3dで作る。【ファンアート】 | Create3D-3dCG制作作業日記

 

この時に、

  1. 始めるのは一流のを見て始めていいけど
  2. 駄目だと思ったときに
  3. そこで諦めるんじゃなく
  4. 初心者の階段を上がらなきゃいけないんだな

ということを覚えました。

 

『しない』は『失敗』ではなく『選択』

この3D作成のように

『あ! 今の私のレベルではできない!』と

『気付く』のが重要。

 

『今はできない』は

『将来もできない』ではないんです。

 

『今「は」できない』んですから

『将来はできる可能性がある』んです。

 

その時に、

  1. 『できない』と思って『諦める』
  2. 『今はできない』から、やれるときに、何度も挑戦する。
  3. 『今はできない』から、初心者から修行する。

このヘルメットは、何度挑戦してもできなかったと思う。

スカイハイのヘルメットを3Dで作成し

初心者の階段を踏んだことで、

『基礎』を勉強したから、これができるようになったんだと思ってます。

 

一流を見て始めるのはいいんです。

でも、99パーセントできないです。

だって、あなたは一流ではないから。

 

でも、その時に、

『こんなことできないのかよっ!(自己嫌悪)』

なんて考えないでください。

 

あなたが簡単に始めようとしたことが

エベレスト登頂クラスの高難易度だった可能性を考えてください。

 

できなかった時にそれを理解すれば

  • このまま将来的にも関わらない。
  • 初心者から始めるか……

という、『選択肢』が出現します。

 

初心者からすることを嫌う人は多いです。

だから、そこで諦める人の方が多いんです。

 

赤信号をみんな渡ってるから渡っていいのかと言う問題はありますが

みんな諦めることなんですから

あなたが諦めたって『あなたが悪い』のではなく

『普通』なんです。

 

自己啓発とかして、上に行きたいあなたにすれば

『普通』という『烙印』が一番キツイかもしれませんが

現実なので受け入れましょう。

 

決して『並以下』ではないのですから。

偏差値で50前後なんです。

 

普通のことをして自己嫌悪するのはやめましょう。

 

まとめ。

『これは大変だな』と、思ったとき

  • 『もうしない』

だけではなく

  • 『もうしない』
  • 『初心者として再出発する』

この、『二つの選択肢』があることを思い出してください。

 

『最初』は誰でも大変なのが普通。

でした。

 

エンジョイ! & サンキュー♪

【この記事を書いた日 2018/11/18 11:26 】

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